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日本のデータセンター自動化市場が急成長!2035年には約77億米ドル規模へ、AI・DXが牽引

なぜ今、データセンターの自動化が注目されているのか?

市場成長の主な要因は、AIに特化したインフラへの投資増加と、政府主導のデジタルトランスフォーメーション(DX)施策の加速です。

AI(人工知能)技術の進化に伴い、AI対応データセンターやクラウドプラットフォーム、高度なコンピューティングエコシステムへの投資が日本国内で活発化しています。データセンターでは、高密度なワークロードを効率的に処理し、安定稼働を最大化するために、自動化されたオーケストレーション(システムの自動連携・管理)、予知保全、ロボットによる監視、インテリジェントな冷却システムといった自動化ソリューションの導入が進んでいます。

具体的な動きとしては、2025年3月にSoftBankとOpenAIが大阪に国内最大級のAIデータセンターを構築する計画を発表。これは自動化ソリューションの長期的な需要を強く後押しするでしょう。

また、政府のDX施策も自動化市場を促進しています。デジタル庁は、各省庁におけるクラウド移行やAI導入を支援する取り組みを加速しており、例えば2025年に開始されたプロジェクトでは、180,000人以上の政府職員が生成AIを利用できるようにすることを目指しています。これにより、拡張性と自動化を備えたデータセンター運用への新たな需要が生まれています。

最新の動向と主要企業の取り組み

日本の主要企業も、この流れに沿って積極的に事業を展開しています。

  • NTT: 2026年4月には、AIワークロードの増大に対応するため、リソースや運用の最適化技術を含むAIネイティブ・インフラ「AIOWN」の拡張を発表しました。GPUの電力密度上昇に伴い、従来の空冷方式から液冷方式への移行が必要とされている点を強調し、データセンターインフラの高度化を進めています。

  • KDDI: 2025年2月25日、同社は「Telehouse Tokyo Shibuya」施設内にAIデータセンター向け技術の検証環境を構築すると発表しました。液冷サーバーの電力や温度データを継続的に収集するセンサーや、液漏れ検知センサーと連動した自動安全装置を導入するなど、先進的な取り組みを進めています。

市場の構造と今後の見通し

データセンタータイプ別

データセンタータイプ別では、クラウドベースのデータセンターが2035年までに45%を超える市場シェアを占め、市場を主導すると予測されています。日本における5Gカバレッジの拡大(2023年時点で約96.6%)が、クラウドネイティブアプリケーションやエッジサービス、IoTエコシステムの普及を促進し、自動化されたクラウド運用への需要を高めています。

産業分野別

産業分野別では、IT・通信分野が2035年までに35%以上の市場シェアを占めると見込まれています。通信事業者やテクノロジープロバイダーは、膨大なネットワークトラフィックやAIを活用したサービス提供のために、自動化への依存を強めています。マイクロソフトが日本国内のAIインフラなどに約100億米ドルの投資を行うと発表したことは、この分野への期待の大きさを物語っています。

構成要素別

構成要素別では、ソリューションセグメントが予測期間を通じて主要な地位を占めると予想されています。自動化ソフトウェアプラットフォーム、オーケストレーションツール、AI搭載の監視アプリケーションなどへの投資が拡大し、人的介入の削減や効率性の向上に貢献すると考えられます。

主要企業と詳細レポート

日本のデータセンター自動化市場を牽引する主要企業には、Fujitsu、Hitachi、NEC Corporation、NTT Communications、KDDI Telehouseなどが挙げられます。

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