日本のラケットスポーツ用具市場が大きく成長!2035年には16億米ドル規模に
Research Nesterが発表した「日本のラケットスポーツ用具市場」に関する調査レポートによると、国内のラケットスポーツ用具市場は今後大きく成長する見込みです。
2025年には10億米ドルを超えるとされるこの市場は、2035年末までに16億米ドルに達すると予測されています。2026年から2035年までの予測期間中、年平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)5.0%で安定した拡大が期待されており、2026年には10億5,000万米ドルに達する見込みです。

成長を後押しするスポーツツーリズムと競技大会
市場の成長は、スポーツツーリズムや競技大会への関心の高まりが背景にあります。国内では多くのトーナメントやプロリーグ、組織的なスポーツイベントが開催され、これらがラケットスポーツの認知度向上と参加者の拡大を促していると考えられます。
例えば、2026年5月には「ジャパン・ウィンター・リーグ2026」が開催され、世界中から15歳以上の野球選手が沖縄に集まりました。このようなイベントは、競技用具市場にとって好ましい機会を創出しています。
テニス用品が市場の約半分を占める見込み
市場をスポーツの種類別に細分化すると、テニス用品が予測期間中に46.7%という最大の市場シェアを占めると見込まれています。この優位性は、大規模なインフラ投資によるものと分析されています。
民間テニスアカデミーや公共スポーツクラブ施設、学校のトレーニング設備が着実に拡充されており、ネット、ボール、トレーニング用具といった用品の組織的な大量調達が継続的に行われています。さらに、日本の次世代テニス選手を支援するプログラムも立ち上げられており、この分野の成長を後押ししています。
新興スポーツ「ピックルボール」への参入も
日本のラケットスポーツ用具市場では、新たな動きも見られます。ミズノは2026年7月、パドル、シューズ、バッグを展開し、拡大する日本のピックルボール市場に参入すると発表しました。ピックルボールはテニス、バドミントン、卓球の要素を組み合わせた比較的新しいラケットスポーツで、近年世界的に人気が高まっています。ミズノは初年度の売上高1億円を目指すとしており、ゴルフやテニス用品で培った知見を活かした製品開発を進めています。
関東地方が市場成長を牽引
地域別に見ると、日本のラケットスポーツ用具市場において、関東地方が調査期間中にかなりの収益シェアを獲得すると予測されています。この成長は、東京圏を擁する圧倒的な経済力の集中に大きく起因しています。
関東地方は、テニス、バドミントン、卓球への関心が高い巨大かつ高度に都市化された消費者層を抱えています。また、国内最高水準の平均可処分所得を有しているため、高価格帯のラケット用具や高機能シューズ、コネクテッド・ウェアラブル・スポーツ技術への投資意欲が高い傾向にあります。
こうした状況を受け、国内外の企業による市場への参入が促進されています。例えば、ヨネックスは2025年3月、生産能力の増強と世界的な供給体制の強化を図るため、富山県館山市にバドミントンラケットおよびストリングの新工場を建設すると発表しました。
主要な市場プレーヤー
日本のラケットスポーツ用具市場における主要なプレーヤーとしては、以下の企業が挙げられます。
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Yonex Co., Ltd.
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Tamas Co., Ltd. / Butterfly
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Mizuno Corporation
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Nittaku Co., Ltd.
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VICTAS Inc.
レポートの詳細情報
今回の調査結果の詳細については、Research Nesterのウェブサイトで確認できます。
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市場調査レポートの詳細:https://www.researchnester.jp/industry-reports/japan-racquet-sports-equipment-market/1088
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無料サンプルレポートのリクエスト:https://www.researchnester.jp/sample-request-industry-1088
この調査は2026年4月から5月にかけて、日本国内の518社市場関係者を対象に実施され、2026年5月13日に調査結果が発表されました。
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