ビジネス

オタリテック、「GMOサムライスタジオ 用賀」の設備リニューアルにおいてLAWO「VSM」によるマルチベンダー統合制御システムを導入

オタリテック株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:細田 久)は、GMOサムライコンテンツスタジオ株式会社が運営する撮影・収録スタジオ「GMOサムライスタジオ 用賀」の設備リニューアルにおいて、独LAWO社のブロードキャストコントロールシステム「VSM」(Virtual Studio Manager)を導入したことを発表いたします。

異なるメーカーの放送機器が混在するマルチベンダー環境において、複雑なタリー制御や24系統におよぶ映像信号の調整作業の一元化・1クリック化を実現し、準備に要していた時間を最大3時間から約30分へと大幅に短縮(約83.3%の効率化)いたしました。本プロジェクトの詳細は、オタリテックコーポレートサイト内の導入事例コーナーにて公開しております。

オタリテックウェブサイト導入事例

1. 導入の背景:マルチベンダー環境における制御の課題と強靭化

「GMOサムライスタジオ 用賀」は、2024年3月のオープン以来、社内イベントやYouTube生放送などさまざまな場面で活用されてきました。しかし、運用実績を重ねる中で、カメラやスイッチャーなど各セクションに最適な機器を選定した結果として生じるマルチベンダー環境において、機器ごとの個別操作や物理パッチ作業に時間と手間がかかり、準備や運用が複雑化する課題が表面化してきました。

安定的な運用と冗長性を担保したスタジオ設備の強靭化を図る核として選定されたのが、オタリテックが提供するLAWO「VSM」です。

「GMOサムライスタジオ 用賀」のサブルーム

2. LAWO「VSM」採用の決め手と具体的な導入効果

数あるブロードキャストコントローラーの中から「VSM」が選定された理由は、圧倒的な「マルチベンダー対応の懐の広さ」と、ユーザーの運用フローに合わせた「優れたUIカスタマイズ性」にあります。

  1. 複雑なタリー信号制御のIP一元化と省スペース化

    メインスイッチャーやエマージェンシー時のルーター側タリー切り替え、別線切り替え用のグリーンタリー生成、バーチャルシステム運用時のアンドタリー点灯など、これまで大規模なシステムを要していた複雑な信号制御をすべてIP上で一元化。物理的なハードウェアや配線を削減し、大幅な省スペース化を実現しました。

  2. 24系統の映像信号の調整を1クリック化、作業時間を約83.3%削減

    XRなどの遅延が発生する信号を取り扱うため、従来は複数パネルを用いた手作業で数時間かかっていた遅延調整を、GUI上のパッドによる1クリック操作に変更。作業時間を「最大3時間から約30分」へと短縮し、約83.3%の時間短縮(効率化)を達成しました。さらに、プロトコル制御に加えて接点制御(GPI/O)にも対応することで、実運用における高い安定性を確保しています。

  3. アラーム監視による迅速なトラブルシューティング

    電源系統などのトラブル発生時に、異常箇所が専用ページで一目で把握できるアラーム機能を構築。実際の障害発生時においても、電源再投入による迅速な異常回避を可能にし、安定運用を強力にバックアップしています。

「GMOサムライスタジオ 用賀」のサブルームに導入されたLAWO「VSM」のGUI

3. オタリテックの技術サポートと今後の展望

設計開始から1年弱でカットオーバーというタイトなスケジュールとなった本リニューアルにおいて、オタリテックの技術チームは制御可能性の徹底検証や、標準機能に含まれないカメラ制御に関するカスタム開発(メーカーからのプロトコルリスト直接取得による実機テスト検証など)を実施しました。

取材において、GMOサムライスタジオ株式会社 テクニカルユニット テクニカルコーディネーターの寺井赳博氏は、「マルチベンダー環境における統合制御やタリー制御の課題をすべてクリアしていただいた。運用者として使いやすいシステムにカスタマイズしてもらい、導入後も続く丁寧なサポートを含めて、今後のスタジオ構築にも活かせる素晴らしいシステムを提供していただいた」と評価しています。

オタリテックでは、今回の導入実績を強みに、放送・映像業界におけるIP化およびシステム統合ソリューションの提案を一層強化してまいります。

4. 導入先施設について:「GMOサムライスタジオ 用賀」の概要

【⼤規模イベントとハイブリッド配信に対応するフラッグシップスタジオ】

多くのお客様を会場に迎えるリアルイベントとオンライン配信を組み合わせたハイブリッド運営に適した総合スタジオです。受付から出演者待機、本番、交流会までイベントの全⼯程を同⼀施設内で完結でき、100名程度のイベント、株主総会、新商品発表会などに対応します。

▼ 「GMOサムライスタジオ 用賀」詳細はこちら

https://www.samurai-studio.gmo/yoga/

特長:

国内最⼤級・約 500 インチの壁⾯ LED と床⾯ LED を常設。⼤型 LED を活⽤した XR 撮影・配信や、プロユース機材による⾼品質な撮影・収録・ライブ配信が可能です。控室・ラウンジ・会議室も完備し、企画から技術、進⾏、当⽇の運営までワンストップでサポートします。

「GMOサムライスタジオ 用賀」(写真提供:GMOサムライコンテンツスタジオ株式会社)

5. 放送制作IP化の革新者「LAWO」と、統合制御システム「VSM」

本件で中核となった独LAWO社および「VSM」は、放送・映像業界のIP化を牽引する中核ソリューションです。

【LAWO】

1970年にドイツ・ラシュタットで創業したLAWOは、放送局、劇場、商業施設向けの先駆的な映像・音声・制御技術を開発・製造するメーカーです。半世紀以上の歴史を持ちながら、放送制作のIP化における世界的革新者として最先端を走り続けています。

▼ LAWOブランドおよび製品の詳細はこちら

https://otaritec.co.jp/products/lawo/

VSM GUIイメージ(フルカスタマイズ可能)

【ブロードキャストコントローラー「VSM」】

「すべてを一つの拠点で」という理念のもと開発されたVSMは、安全・確実な放送要件を完備した統合制御システムです。多彩なメーカーの機器を統合UIで制御でき、現場のワークフローに応じた柔軟なUIカスタマイズが可能。メーカー非依存の圧倒的な自由度が、複雑なシステム運用の悩みを解決します。

ドイツ・ラシュタットにあるLawo本社

【報道関係者向け 素材(画像・ロゴ等)のダウンロードについて】

本プレスリリースに掲載しているスタジオ写真、システム画面、およびオタリテック・LAWOのブランドロゴ等の高解像度データは、以下のリンクよりダウンロードいただけます。メディア掲載等の用途にぜひご活用ください。

※掲載にあたっては、「提供:オタリテック株式会社(一部写真提供:GMOサムライコンテンツスタジオ株式会社)」等のクレジット表記にご協力をお願いいたします。

【会社概要・問い合わせ先】

■ 会社概要

会社名:オタリテック株式会社

代表者:代表取締役社長 細田 久

所在地:東京都新宿区西早稲田3-30-16

事業内容:放送局、劇場、ホール向けプロフェッショナル用音響・映像機器の輸入販売および技術サポート

企業URL:https://otaritec.co.jp/

取扱ブランド:LAWO、Skyline Communications、PROVIDIUS、OTARI、RTS Intercom Systems、Wohler、Chyron、AVT、d&b audiotechnik、AUDAC、Point Source Audio、Ehrlund Microphones、Zähl Elektronik-Tontechnik

■ 本件に関するお問い合わせ先

企業名:オタリテック株式会社

部署名:プロモーションチーム

担当者名:小島 光生

TEL:03-6457-6021

Email:pr-otc@otaritec.co.jp

本記事は、オタリテック株式会社が2026年10月22日にPR TIMESで発表したプレスリリースを原文のまま掲載しています。
元のリリース:オタリテック、「GMOサムライスタジオ 用賀」の設備リニューアルにおいてLAWO「VSM」によるマルチベンダー統合制御システムを導入

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※ 内容はリリースにより異なります。