株式会社TANI JAPAN(本社:東京都渋谷区、代表:ミシェル・タン)のコンフォートウェアブランド「Tani」が、宮城県女川町のこども食堂「みんなの女川ダイニング」と連携しました。地域の子育て家庭と同食堂の運営スタッフに、秋冬のコンフォートウェアを寄贈しています。希望の受け付けは2026年9月17日から約3週間にわたって地域内で行われ、配布は10月末から11月初旬に完了しました。あわせて、同食堂には活動支援金も寄付されています。
今回の取り組みでは、子どもだけでなく、日々子育てを担う保護者や地域の活動を支える人にも、衣類を通じて心地よさと温かな思いが届けられました。

食卓を囲む「みんなの場所」、みんなの女川ダイニング
「みんなの女川ダイニング」は、子どもや保護者、地域住民が温かい食事を囲みながら、自然に言葉を交わせる場です。特定の状況にある家庭だけを対象にするのではなく、誰もが気兼ねなく参加できる「みんなの場所」であることを大切にしています。保護者にとっては、食事の支度や片付けから少し離れ、子どもたちが遊ぶそばでほかの保護者や地域の人と交流できる機会にもなっています。
食材や弁当のお届け、地域住民や民生委員による声掛けをきっかけに、これまで地域との接点が少なかった家庭が食堂を訪れるようになった例もあります。食事をともにする場から、地域の緩やかな見守りとつながりが生まれています。

産後に受け取った一着がきっかけに
この取り組みの出発点は、「みんなの女川ダイニング」を運営する芳岡氏が、出産後にTaniのインナーウェアとパジャマを受け取ったことでした。その着心地とデザインは、慌ただしい産後の日々のなかで「自分を大切にする」という感覚を思い出すきっかけになったといいます。
その後、Taniが女川でショートフィルムを撮影した際に、芳岡氏が地域で続けてきた活動や子育て家庭のことを伝えたことで交流が深まりました。芳岡氏から寄付を依頼していたわけではなく、話を聞いたTaniの側から衣類の寄贈とこども食堂への活動支援を提案し、今回の実施につながっています。
季節に合わせて内容を変更
配布時期が秋から冬にかかることから、Taniは当初予定していた夏物から内容を変更し、暖かなルームウェアや重ね着しやすいアイテムを用意しました。届け先と内容は次のとおりです。
- ひとり親家庭に限らず、発達特性や医療的ケアなど、さまざまな状況のなかで子育てをする家庭を含む地域の子育て世帯
- 日頃から食堂の運営を支えるスタッフ
- あわせて、「みんなの女川ダイニング」へ活動支援金を寄付
代表者それぞれの言葉
ギフトは、子育て家庭と運営スタッフの双方に、「みんなの女川ダイニング」代表の芳岡千裕氏からのメッセージを添えて案内されました。芳岡氏は、ここで育つ子どもも、ここで暮らす私たちも、お互い様の気持ちを大切にできたらという願いから活動していると語ります。子どもやとなりの人、地域を大切にすることが、めぐりめぐって自分を大切にすることにもつながるという考えを示し、「現状を変えたい」「どうしたらいい?」「手が足りない!」という時には気軽に声を掛けてほしい、女川での暮らしを一緒につくっていけたら嬉しい、と呼びかけています。
株式会社TANI JAPAN代表のミシェル・タン氏は、今回、大切に伝えたかったのは、子どもだけでなく、その日々を支える大人にも心地よさを届けることだとコメントしています。Taniの衣類が、地域で誰かを思い、支え合う気持ちにそっと寄り添う一着になれば嬉しいとし、今後も「みんなの女川ダイニング」が育んできた関係を尊重しながら、できる形で活動を支えていくとしています。

女川の風景を映したショートフィルム「Comfort / Onagawa」
Taniは今回の取り組みにあわせて、芳岡氏親子と地域の人々を捉えたショートフィルム「Comfort / Onagawa」を公開します。公開日は2026年11月3日です。この映像の制作は、Taniが芳岡氏の活動や女川の子育て家庭について知り、今回の寄贈を考えるきっかけとなりました。作品では、山と川と海が交わる女川の風景を背景に、芳岡さん親子と地域の人々との温かな交流を映し、人と場所の繊細な調和を描いています。
クリエイティブディレクションを手がけたのは、Reborn-Art Festivalの一環として石巻で作品を発表した経験を持つアートディレクター・美術家の渡邊慎二郎氏です。女川の風景と土地に積み重なる記憶を背景に、地域の人々との距離の近さや、この町に流れる静けさを映像で表現しました。
- 映像タイトル:Comfort / Onagawa
- 公開日:2026年11月3日
- クリエイティブディレクション:渡邊慎二郎
- Interview & Text:Naoki Matsumura
- 撮影:Taiga Hirabayashi
「みんなの女川ダイニング」とTaniについて
「みんなの女川ダイニング」は、宮城県女川町で子ども、子育て家庭、地域住民が食事を囲み、交流できる場を運営しています。誰もが自然に参加できる地域の居場所として、食事の提供を通じた緩やかな見守りとつながりを育んでいます。Taniは、肌に触れる心地よさを大切にするコンフォートウェアブランドで、インナーウェアやラウンジウェアを通じて、自分自身をいたわるきっかけを届けています。
- 「みんなの女川ダイニング」活動開始:2024年12月
- 開催頻度:月1回(毎月最終木曜 17:00〜19:00)
- 代表:芳岡千裕(Chihiro Yoshioka)/「みんなの女川ダイニング」代表、認定NPO法人カタリバ パートナー
- 株式会社TANI JAPAN所在地:東京都渋谷区猿楽町20-1
- 株式会社TANI JAPAN代表者:ミシェル・タン
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