
テーマは「Slow Advertising」、学びと表彰と交流の3部構成
株式会社講談社が主催する「講談社メディアカンファレンス2026」が、10月30日(金)午後3時に東京會舘で開幕しました。協力は株式会社宣伝会議で、完全招待制で行われました。今年のテーマは「Slow Advertising~時間を味方にするメディアとコンテンツの力〜」です。プログラムは学びの場「ミライトーク」で始まり、講談社の優れた広告企画を表彰する「講談社メディアアワード」の贈賞式、懇親イベント「ビジネスハングアウト」へと続き、会場は多くの参加者でにぎわいました。

メディアと広告の現在と未来を探る「ミライトーク」
メディアと広告の現在と未来をテーマにした「ミライトーク」では、今年も3つのセッションが行われました。会場には広告主や広告会社を中心に、約300名が参加しました。各セッションの内容は後日、それぞれレポート記事として公開されます。あわせて、アーカイブ動画も希望者に限って公開されます。
1つめのセッションのテーマは「講談社の編集力はビジネス動画市場でどう活きるのか。~『物語』と『文脈』を作る力~」です。ゲストはMomentor代表の坂井風太さんで、講談社からはTHINKpod編集長の丸尾宗一郎さんと、コミュニケーション事業第一部 部次長の谷口茂稔さんが登壇しました。議論の軸となったのは、情報の先にある「気づき」を届け、視聴者の「考えてみたい」「やってみたい」という気持ちを引き出すビジネス映像メディア『THINKpod』です。坂井さんは、情報があふれる時代に新しい視点を届けることの価値に触れました。そのうえで、発信者自身の体験や葛藤から生まれる「本当の言葉」が重要だと語りました。
2つめのセッションのテーマは「【若者トレンド最前線】もうバズだけじゃない!? Z世代・α世代のコミュニケーション事情」です。SHIBUYA109エンタテイメント SHIBUYA109 Lab.所長の長田麻衣さんを迎え、講談社からはViVi事業部部長・NET ViVi編集長の平本哲也さんと、コミュニケーション事業第二部 副部長の丸田健介さんが登壇しました。セッションでは、「SNS疲れ」や「スマホ疲れ」を感じている若者の実態を読み解きながら、数字だけではつかみきれない反応や、リアルな体験から生まれる接点を掘り下げました。長田さんは、界隈を越えて広がる企画をつくるヒントとして、若者を属性だけで捉えるのではなく「どんな気分になりたいのか」に目を向けることを挙げました。
最後のセッションのテーマは「『信頼と絆』が変える動画ビジネス! 大人の知らない『子ども向けメディア』の新潮流」です。テレビ東京「シナぷしゅ」統括プロデューサーの飯田佳奈子さん、講談社 動画事業部部長・「ボンボンアカデミー」プロデューサーの髙橋秀二さん、IPビジネス部 部長の碓氷早矢手さんが登壇しました。両コンテンツの制作姿勢や企業との協業事例をもとに、子どもと保護者の信頼を育てる子ども向けコンテンツのあり方を話し合いました。飯田さんは、受け手の目線に立って誠実に向き合い、作り手のポリシーをまっすぐに伝えることが信頼の土台になると強調しました。

5企画が受賞した「講談社メディアアワード」
「講談社メディアアワード」は、「広告主と講談社による“未来志向”の広告企画」の中から優れたものを表彰する賞です。今年は5つの企画が受賞し、贈賞式では受賞企業の代表者が企画に込めた思いを振り返りながら喜びを語りました。審査員6名による講評も含めた贈賞式の様子は、後日、詳細レポートで届けられます。受賞企業は次の通りです。受賞企画の詳細は、「講談社メディアカンファレンス2026」特設サイトに掲載されています。
- アディダス ジャパン株式会社
- サッポロビール株式会社
- はるやま商事株式会社
- 三井不動産株式会社
- TOYO TIRE株式会社

1000名以上が集った「ビジネスハングアウト」
ミライトークと贈賞式が終わったあと、東京會舘で最も大きな宴会場「ローズ」で、懇親イベント「ビジネスハングアウト」が開かれました。広告主や広告会社を中心に1000名以上が来場し、講談社の各媒体を紹介する三角柱の展示を囲んで編集者たちと交流しました。正面ステージの脇には、「講談社メディアアワード2026」の受賞企画を紹介するパネルが並びました。さらに「講談社テーマギャラリー」として、「講談社シネマラボ」、株式会社ヘラルボニーとの共創、リバプールFCとのパートナーシップなども紹介されました。来場者は講談社の各部門の担当者と直接言葉を交わし、今後の取り組みについて話を広げていました。
ビジネスハングアウトの冒頭では、講談社 代表取締役社長の野間省伸さんが「広告や企業のコミュニケーションにおいても、時間をかけて育まれる共感や信頼には大きな価値がある。皆様の商品やサービス、その背景にある物語を、弊社の編集力とコンテンツ力によって届けてまいります」と挨拶しました。続いて、受賞企画が映像で紹介されました。審査員を代表して、株式会社宣伝会議 取締役で月刊『宣伝会議』編集長の谷口優さんが総評を述べました。谷口さんは「目先の売り上げだけを目的とせず、企業への理解や信頼を育む企画が増えています。ここ数年見られた傾向が、今年はより顕著になりました」と語りました。
また今年は、俳優であり、Short Shorts Film Festival & Asia代表・主催 兼 Visual EXPOエグゼクティブプロデューサーも務める別所哲也さんが、野間さんとともに登壇しました。そして、映像制作事業「講談社エディトリアルフィルム」と、国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」のビジネスプラットフォーム「VISUAL EXPO by BRANDED SHORTS」に新設した「EDITORIAL FILM AWARD by KODANSHA」を紹介しました。別所さんは、雑誌の取材やコミック、文芸を通じて培われてきた講談社の編集力に注目し、「ショートフィルムを通じて、広告やPRの未来を開拓していきたい」と期待を寄せました。
ミライトーク、メディアアワード、ビジネスハングアウトを通じて、時間をかけて人の心を動かし、信頼を育てるメディアとコンテンツの力が確かめられた「講談社メディアカンファレンス2026」。会場は多くの参加者の交流に包まれたまま、幕を閉じました。カンファレンスの詳細は特設サイトで確認できます。
出典:株式会社講談社
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※ 内容はリリースにより異なります。