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夜の福岡城跡が光と音のアート空間に。『チームラボ 福岡城跡 光ノ祭 2026-2027』7年ぶり3回目の開催で作品群の全貌が公開

夜の福岡城跡が光と音のアート空間に。『チームラボ 福岡城跡 光ノ祭 2026-2027』7年ぶり3回目の開催で作品群の全貌が公開

石垣が残る国史跡が舞台。7年ぶり3回目の夜の野外アート展

チームラボは、福岡・舞鶴公園にある国史跡・福岡城跡で、夜の野外アート展『チームラボ 福岡城跡 光ノ祭 2026-2027』を開催します。今回で7年ぶり3回目の開催です。会期は2026年10月30日(金)から2027年1月11日(月・祝)まで。美しい石垣が残る福岡城跡の中心部が、自然や人々の存在によって変化するアート空間に生まれ変わります。このたび、展示される作品群の全貌が公開されました。

舞台の福岡城は、1601年から7年の歳月をかけて築かれました。城の規模としては九州一の巨城です。本丸・二の丸・三の丸などの中心部は総石垣造りで、「石城」という別名もあります。今も非常に美しい石垣が四層に分かれて残り、広大な史跡となっています。

チームラボは「Digitized Nature」というアートプロジェクトに取り組んでいます。非物質的なデジタルテクノロジーを使い、自然や場を物理的に変えることなく、その場をそのままアート空間に変えるプロジェクトです。本展では、長い時間をもつ福岡城跡そのものが作品空間となります。その空間は、自然の中で吹く風や雨、その場にいる人々のふるまいの影響を受けながら、インタラクティブに変容していきます。人々は自然とともに作品の一部となり、長い時間の一部にもなります。それによって、作品と人々と自然、自分と他者、現在と過去が境界なく連続していくといいます。

夜の福岡城跡が光と音のアート空間に。『チームラボ 福岡城跡 光ノ祭 2026-2027』7年ぶり3回目の開催で作品群の全貌が公開

風や雨、人々の存在で姿を変える作品たち

流れによって構造が生まれる作品として、《生生流転柱》と《風の空書》が展示されます。どちらも、空気を内部に閉じ込めてその圧力で立ったり浮かんだりする仕組みではありません。入口と出口が同じ大きさで、空気や風が内部を絶え間なく流れ抜けていきます。その流れによって構造が生まれ、存在が維持されます。《生生流転柱》は、風や雨、湿度などの影響を強く受け、動きや高さを大きく変えていきます。《風の空書》は、晴れた夜、風が吹く時に空に出現し、風が止めば消えていく作品です。

《自立しつつも呼応する生命》のそれぞれの「Ovoid」は、人や野生動物に押されたり、強い雨や風に吹かれて倒れたりすると、光を強く輝かせ、音色を響かせながら自ら立ち上がります。周辺のOvoidも次々に呼応し、光と音色が連続していきます。この光と音色は周辺の作品《呼応する木々》にも伝わり、木々も次々に光を輝かせ、音色を響かせていきます。木々の奥から光が押し寄せてくれば、それは向こうの方に人がいることを意味します。《忘却の石段 – 石城小天守台跡》では、1607年に築かれた福岡城の小天守閣の石段が光り輝きます。石段の光はそれぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅します。人が近づくと、強く輝き、音色を響かせます。

石垣を舞台にした作品もあります。《Walk, Walk, Walk – 福岡城跡》は、匿名で多様な肖像群が福岡城跡の石垣を歩き続ける作品です。映像はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けており、あらかじめ記録された映像を再生しているわけではありません。そのため、今この瞬間の絵は二度と見ることができません。《古えの石垣の円相》の舞台は、天守台の石垣です。ここには、福岡城跡内の石垣で最も古い技法「野面積み」(自然石をそのまま積み上げる方法)が用いられています。その石垣に、禅の書画のひとつ「円相」を空書で一筆で描き続けます。

城跡の森では、長い時間をテーマにした作品が展開されます。《巨樹の今の中で連続する生と死》では、城跡の森に立つ巨木の中で花々が誕生と死滅を繰り返し、その様子は今を生きる人々の存在によって変容していきます。《物質化された時間》が取り上げるのは、老木の幹に広がる地衣類「ウメノキゴケ」です。一部のウメノキゴケは紫外線によって黄色や青色の光を放ちますが、日中は他の光が強いため見ることができません。この作品では、暗闇の中で紫外線によって明滅する色鮮やかな輝きが浮かび上がります。

《お絵かき黒田官兵衛》も登場します。紙に黒田官兵衛にゆかりのある歴史上の人物を自由に描くと、描いた人物が歩き出します。歴史上の人物に近づくと、喋りはじめます。描いて生まれた人物は「スケッチファクトリー」で缶バッジになり、ギフトとして持ち帰ることができます。

夜の福岡城跡が光と音のアート空間に。『チームラボ 福岡城跡 光ノ祭 2026-2027』7年ぶり3回目の開催で作品群の全貌が公開

開催概要とチケット情報

  • 名称:チームラボ 福岡城跡 光ノ祭 2026-2027
  • 会期:2026年10月30日(金) – 2027年1月11日(月・祝)
  • 会場:舞鶴公園 福岡城跡(福岡県福岡市中央区城内)
  • 開催時間:2026年11月2日(月) – 11月6日(金)は18:30 – 22:00、2026年11月7日(土) – 12月31日(木)は18:15 – 22:00、2027年1月1日(金) – 1月11日(月・祝)は18:30 – 22:00(最終入場 21:30)

作品を最適な環境で鑑賞できるよう、開場時間が前後する場合があります。また、天候などの状況によっては、一部作品の展示が中止され、鑑賞できない場合があります。

  • 平日(12月29日(火) – 31日(木)を除く):大人2,300円、中高生1,300円、小学生700円、未就学児無料
  • 土日祝および12月29日(火) – 31日(木):大人2,500円、中高生1,500円、小学生900円、未就学児無料

土日祝および12月29日(火) – 31日(木)は、事前の日時指定予約制です。それ以外の平日は、事前の日時指定は必要ありません。現地で購入する場合は、大人料金が上記価格に+200円、中高生・こども料金が+100円となります。前売券が売り切れた場合、現地での当日券の販売はありません。チケットは「ARTNE TICKET ONLINE」と「チケットぴあ」で購入できます。チケットぴあのPコードは、平日有効券が996-303、土日祝日時指定券が662-414です。

出典:チームラボ

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