東京都文京区に本社を置く株式会社ビビッドソウル(代表取締役:貝沼 翔)は、2026年11月2日(月)、業務システム『KikanTree(キカンツリー)』を正式にリリースしました。在庫、生産、受発注などの管理に対応するシステムです。
KikanTreeは、企業の業務をシステムに合わせるのではなく、システムのほうを各社の業務フローに合わせていく考え方で作られています。基本機能を備えたうえで必要な部分をカスタマイズできるため、標準的なパッケージでは対応しきれない業務にも、ゼロから開発せずに対応できます。導入後も業務の変化に合わせて調整でき、需要予測やAI-OCRなどのAI活用にも対応しています。

パッケージの導入しやすさと、業務に合わせられる柔軟性の両立を目指して
近年は企業規模を問わず、業務の見直しやシステムの導入を検討する企業が増えています。きっかけとして挙げられているのは、Excelでの管理の限界、FAXや紙伝票による二重入力、システム間の連携不足によるデータの分散や転記作業、既存システムのサポート終了などです。
一方で、多くの企業には、取引先ごとの取り決めや部署ごとの判断、特定の担当者に頼った業務手順など、標準的なパッケージでは対応しきれない業務があります。こうした業務をシステムで扱えなければ、導入後もExcelでの管理が残り、十分な効果が得られません。かといって、個々の業務に合わせてゼロから開発すると、費用や開発期間の負担が大きくなります。KikanTreeは、パッケージの導入しやすさと、企業ごとの業務に合わせられる柔軟性を両立させることで、こうした課題の解決を目指して開発されました。

KikanTreeの3つの特長
1つ目の特長は、パッケージを土台にして、必要な部分だけをカスタマイズできる点です。130以上の機能、300種類以上のマスタ、200種類以上の条件設定があらかじめ用意されているため、開発は足りない部分に絞られます。ゼロからの開発と比べて費用と期間を抑えられるため、少人数での利用から大規模な基幹システムの刷新まで、企業規模や導入目的に応じて柔軟に対応できます。
2つ目は、実際に動く画面で確認しながら進められる点です。契約前の段階から、導入企業の業務に合わせたデモ画面を作成します。営業、現場、経理など各部門の担当者が実際に操作し、その意見を反映しながら進めることで、導入後に「思っていたものと違う」という事態を防ぎます。
3つ目は、業務に合わせたAI活用に対応している点です。AI需要予測、AI-OCR、AI分析・レポート、AIチャットボットなどの中から、業務に必要な機能を選んで導入できます。同社は、最適なAI活用方法の提案も行います。

対応業務・費用の目安と、β版での導入事例
在庫管理、生産管理、受発注管理を中心に、帳票・日報、要員配置・シフト、顧客・営業管理など、幅広い業務に対応しています。費用と導入期間の目安は以下のとおりです。
- 導入費用:300万〜800万円(規模・カスタマイズ内容により変動)
- 導入期間:3〜6ヶ月
- 補助金:「デジタル化・AI導入補助金」の対象。最大450万円(要件あり)
正式リリースに先立ち、β版を提供した企業では、次のような導入事例が生まれています。
- 小売業(従業員約40名):Excelによる在庫管理でヒューマンエラーや作業負担が発生していたが、導入後はヒューマンエラーを90%削減し、作業時間を月30時間短縮。
- 製造業(従業員約60名):基幹システムのサービス終了に伴う切り替えと、生産管理と会計システム間のデータ連携が課題だった。新しい生産管理システムへの切り替えと会計システムとのデータ連携を実現し、システム間の情報共有が円滑になったことで、業務効率化の基盤を構築。
- 食品製造業(従業員約200名):複数倉庫の在庫集計や需要予測、発注判断をExcelと担当者の経験に頼っており、欠品・過剰在庫の防止が課題だった。在庫情報を一元化し、リアルタイムで在庫を把握することで過剰在庫の防止を実現。業務フローの整理と標準化も進めた。
「技術を独占せず、分かち合う」代表が語る原点
代表取締役の貝沼 翔氏は、エンジニアとしてこれまで300件以上のシステム開発に携わってきました。その中で、「Excelでは限界がある。だけどSaaSは自社の業務に合わず、ゼロから開発すると費用がかかりすぎる」という声を数多く聞いてきたといいます。費用をかけて導入したシステムが十分に使われず、Excelでの管理が残り続ける状況に、開発者としてもどかしさを感じていたと振り返ります。
会社を設立し、経営の立場からシステムを見つめ直す中で、本当に必要なのは現場の業務にきちんと合い、導入後の業務の変化にも対応できるシステムだと気づいたと貝沼氏は語ります。どの会社にも共通する業務の土台は共有し、その分の時間と費用を、それぞれの会社ならではの業務の理解に使う。技術を独占せず、多くの企業と分かち合う。それがKikanTreeの原点だとしています。
サービス資料はKikanTree公式サイトからダウンロードでき、メールでの問い合わせも受け付けています。株式会社ビビッドソウルは、Webシステムやスマートフォンアプリのシステム開発、システム運営保守、Web制作、サービスデザインを手がけており、ISO/IEC 27001(情報セキュリティ)の認証を取得しています。
出典:株式会社ビビッドソウル
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