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都道府県魅力度ランキング16~30位の特徴は?熊本・青森・新潟・宮崎・高知・福島の6県が3ランク以上アップ

株式会社ブランド総合研究所は、毎年多くのメディアで取り上げられる「地域ブランド調査」の最新結果をセミナーで発表しました。このセミナーでは、都道府県と市区町村のランキング、順位が大きく変わった理由、魅力度以外の主なランキングなど、メディアでは紹介されない調査結果も取り上げられました。ここでは、その中から都道府県魅力度ランキング16位から30位までの結果と特徴を紹介します。

各県の特徴は、地域ブランド調査の魅力度やそのほかの指標で特徴的だった結果に加え、魅力度に影響したと思われるイベントなどの取組やデータから、一部を抜粋したものです。今後期待される取組も一部含まれています。

都道府県魅力度ランキング16~30位の特徴は?熊本・青森・新潟・宮崎・高知・福島の6県が3ランク以上アップ

3ランク以上順位を上げた6県

16位から30位の顔ぶれのうち、熊本、青森、新潟、宮崎、高知、福島の6県は、前年から3ランク以上順位を上げました。

  • 16位 熊本県:前年より3つ順位が上昇しました。ご当地キャラクターの認知度は7年連続、12回目の日本一です。くまモン生誕15周年の効果で、各地でさまざまなイベントや関連商品が誕生しました。なお、調査期間は7月17日までで、28日の熊本地震より前に終了しています。
  • 18位 青森県:前年より順位が3つ上昇し、点数も上がりました。「地域固有の祭りやイベント等」は30.7%で全国1位です。青森県では「青森ねぶた」「弘前ねぷた」がとても有名です。
  • 22位 新潟県:前年より6つランクアップしました。観光意欲度も前年より10位上がって22位となり、急上昇しています。最大の要因と思われるのは、2024年に世界文化遺産に登録された「佐渡島の金山」です。登録後も高い注目を集め続けています。
  • 24位 宮崎県:順位が6つ上昇しました。アイドルグループの日向坂46が、今年9月5、6日に宮崎県で「ひなたフェス2026」を開催すると発表しました。その後、チケット販売やコラボイベントなどが続々と発表され、注目を集めました。ただし、フェスは台風の影響で中止となりました。
  • 28位 福島県:魅力度は5つ上昇しました。観光意欲度も前年の43位から34位へと、9ランク上がっています。今年の4月から6月まで、「しあわせの風ふくしま」のキャッチフレーズのもとで大型の観光キャンペーンが展開されました。
  • 28位 高知県:前年より6ランクアップし、新潟県と並んで順位の伸びが最も大きくなっています。上昇の最大の要因は、2025年の朝ドラ「あんぱん」による盛り上がりです。この作品は、高知県出身の漫画家やなせたかしを題材としています。

そのほかの県の順位と特徴

17位の愛知県は、調査開始以来、15位から20位の間を行ったり来たりしています。「地元を代表する産業や企業がある」の評価は、3年連続12回目の1位です。住みたい県としての評価(居住意欲)は、過去最高の全国7位に上昇しました。

19位の千葉県は、2021年にはトップ10まであとわずかの12位まで上がりましたが、その後はやや低迷しています。「魅力的な温泉やレジャー施設・公園などがある」との評価は30.9%で全国1位です。ただし、2021年には40.4%だったため、5年間で10ポイントほど低下しています。

20位の鹿児島県は、前年より3つ順位を下げました。20位台となるのは2016年以来、10年ぶりです。一方、2025年には奄美群島の観光キャンペーンとして「奄美群島しまめぐり割」などが実施されました。その効果で、奄美市では観光客数が過去最多を更新しています。今回の調査でも、奄美市の観光意欲度の伸びは全国1位でした。

21位の富山県は、前年より1つ順位を下げましたが、魅力度の点数は前年とほぼ横ばいです。富山県は食に対する評価が高く、「食事がおいしい」は全国8位、「食材が豊富」は6位です。また、米ニューヨーク・タイムズ紙の「2025年に行くべき52カ所」には富山市が選ばれています。

  • 23位 秋田県:前年より順位を1つ上げました。「魅力的な伝統芸能、祭り、イベントがある」は全国3位と高く、「地元産の食材が豊富」も全国4位です。
  • 25位 香川県:前年より2つ順位が上がりました。魅力度の点数25.0点は過去最高点です。「魅力的な商店街や店舗がある」の評価も上昇しています。これには、JR高松駅北側に直結した複合商業施設が影響している可能性があります。
  • 26位 大分県:前年より1つ順位が下がりました。一方で、別府市は前年の29位から全国12位へと急上昇しています。別府市の上人ヶ浜公園内には、リゾート型複合施設「SHONIN PARK」がオープンしています。
  • 27位 和歌山県:前年より2つ順位が上がりました。白浜にある「アドベンチャーワールド」では、パンダの返還によるパンダロスが心配されていました。そこで「地球でいちばん癒やされるテーマパーク」を掲げ、ペンギンの赤ちゃんやレッサーパンダなどが新ヒーローとして頑張っています。その結果、白浜町の観光客は前年より増えているとのことです。
  • 30位 三重県:前年の23位から7つ順位を下げました。観光意欲度も、前年の20位から26位に下がっています。それでも、三重県の魅力度はこれからだといいます。伊勢神宮の式年遷宮に向けた一連の祭典や行事が2025年から始まっており、最初の関連神事である「山口祭」から約8年かけて準備や造営が進められます。

第21回「地域ブランド調査2026」とは

「地域ブランド調査2026」は、国内1,000市区町村と47都道府県の計1,047地域を対象とした、日本最大規模の消費者調査です。全国の消費者が、各地域のブランド力を評価します。調査は2006年から毎年行われ、今回で21回目です。都道府県については2009年に調査を始め、今回で18回目となります。

調査項目は全91項目です。「魅力度」「認知度」「情報接触度」をはじめ、地域のイメージ(「歴史・文化のまち」など14項目)、情報接触経路(「旅番組」など15項目)、地域コンテンツの認知(「ご当地キャラクター」など17項目)、観光意欲度、居住意欲度、産品の購入意欲度、地域資源の評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など18項目)などを尋ねています。調査はインターネットで行われ、全国から得られた31,666人の有効回答を、20代から70代までの人口構成に合わせて集計・分析しています。調査時期は2026年6月23日~7月17日です。

出典:株式会社ブランド総合研究所

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