ビジネス

シェアウィズ、教育コンテンツ事業を担う「株式会社KYOZAI」を設立 教材のライセンス提供・制作から海外展開、講師プロデュースまで

左:株式会社シェアウィズ 代表取締役 辻川 友紀、右:株式会社KYOZAI 代表取締役  高橋 淳
左:株式会社シェアウィズ 代表取締役 辻川 友紀、右:株式会社KYOZAI 代表取締役  高橋 淳

教材そのものに向き合う新会社「KYOZAI」が始動

株式会社シェアウィズ(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:辻川 友紀)は、2026年11月、教育コンテンツ事業を担うグループ会社「株式会社KYOZAI」(所在地:東京都港区、代表取締役:高橋 淳)を設立しました。シェアウィズは、研修・講習会・検定事業のDXを実現できる学習管理システム「WisdomBase(ウィズダムベース)」を提供している企業です。新会社のKYOZAIは「人の知恵を、世代や文化を超えて、広く深く学べる教材にする。」をミッションに掲げます。研修やeラーニングで使う教材のライセンス提供と制作、教材の海外展開、講師のプロデュースを手がけます。

設立の背景には、教材づくりをめぐる環境の変化があります。人が長い時間をかけて身につけた知恵や技能は、教材の形にならなければその人の中にとどまり、やがて失われてしまいます。一方で、生成AIの普及により、誰もが文章や映像を手軽につくれるようになりました。こうした状況のなかで、教材づくりでも、何を選び、どうつなぐかという「編集」の力が改めて問われています。

シェアウィズはこれまで、研修・講習会・検定実施団体に向けてWisdomBaseを提供してきました。導入している顧客からは、教材を制作したい、あるいはすでに持っている教材を新たな受講者層や海外に向けて展開したい、という相談を受ける機会が増えていました。そこで、教材そのものに関わる事業に専念する会社としてKYOZAIを設立しました。KYOZAIは特定の学習プラットフォームに限らず、さまざまな学びの場へ教材を届けます。シェアウィズは引き続き、学びの成果を記録し、証明する仕組みづくりに取り組みます。両社はグループとして「学ぶメリットありまくり社会の実現」を目指します。

「広く」「深く」学べる教材を目指して

KYOZAIという社名は「教材」という言葉に由来します。人が長い時間をかけて身につけた知恵を、次の世代へ受け継がれ、言葉や文化の違う人にも伝わる教材にしていくことを掲げています。目指すのは、より多くの人に届く「広く」と、学んだ人が実際に使えるところまで身につく「深く」を両立させた教材です。英語のミッションは「Turning wisdom into learning.」です。

ビジョンは「教える人を軸に、AI活用と編集の力で選ばれる、日本発のコンテンツ会社になる。」(英語:Becoming the editors of learning, with those who teach.)です。KYOZAIが中心に置くのは教える人です。講師や専門家に加え、企業で研修を担う人、学校や職業訓練の現場で教える人も含まれます。AIはあくまで手段と位置づけています。そのうえで、教える人の知恵と学ぶ人の反応を結ぶ編集の力によって、どの学びの場でも選ばれる教材をつくるとしています。

コンテンツ・海外・講師プロデュースの3事業を展開

KYOZAIの事業は、コンテンツ事業、海外事業、講師プロデュース事業の3つで構成されます。コンテンツ事業では、研修やeラーニングに使う教材を「選んで使う」と「つくる」の両面から提供します。海外事業では、日本で磨いた教材を、これから学びの需要が伸びる地域へ届けます。講師プロデュース事業では、教える人の専門性を、より多くの学び手に届く教材にします。各事業の内容は次のとおりです。

  • ライセンス提供(コンテンツ事業):著名講師によるビジネス講座に加え、AI・IT・製造業など、研修会社の人気コースをライセンスで提供します。約1,000講座の見放題プランのほか、業界に特化した講座も個別に提案します。講師や研修会社にとっては、講座の届け先を広げるライセンスビジネスの場になります。
  • 教材制作(コンテンツ事業):教育コンテンツ開発の経験を積んだスタッフが伴走します。企画・原稿・動画制作・問題作成から進行管理まで、必要な工程を組み合わせて引き受けます。
  • MENA(中東・北アフリカ)(海外事業):成長が注目されるMENA地域で、モロッコを中心に良質な教育コンテンツを広げます。現地にはコンテンツ展開の拠点を設ける予定です。
  • ASEAN(海外事業):提携先のコンテンツがライセンス展開で先行しているタイをはじめ、ASEAN各国へ提案の場を広げます。
  • 講師プロデュース(講師プロデュース事業):著名講師や人気の研修講師に加え、教材を通じて教える場を広げたい講師や研修機関をプロデュースします。
  • AI教材作成ツール(準備中)(講師プロデュース事業):提携講師が使える講師専用のAI教材作成ツールです。講師の専門性を生かしながら、コースの構成や指導コンテンツ、問題、動画をAIが提案します。

両代表が語る、7年を経ての再出発

KYOZAI代表取締役の高橋 淳氏は、ベネッセで17年間、マーケティングから編集、EdTech事業開発まで携わりました。その後、スタートアップ期のシェアウィズに参画しています。高橋氏は当時を、苦しいこともあったがよい冒険だったと振り返ります。代表の辻川氏とともにシェアウィズをもっと伸ばしたかったという思いを残しつつ、その後の7年間で学びと経験を重ねてきました。そのうえで、一回りも二回りも大きくなったシェアウィズのグループの一員として、またKYOZAIの代表として新たなスタートを切れることにワクワクしていると語っています。シェアウィズは、学習者と学習データに向き合い、スキル証明経済圏づくりとプラットフォーム事業を進めています。KYOZAIは、教える人を軸にAIと編集の力で教育コンテンツを国内外へ届けます。高橋氏は、両社の相乗効果で日本そして世界の学びを広げ、深めていくとしています。

シェアウィズ代表取締役の辻川 友紀氏は、高橋氏について、スタートアップ期のシェアウィズで東京拠点を立ち上げ、苦しい時期をともに乗り越えた仲間だと紹介しています。そのうえで、それぞれの場所で7年間の経験を重ねてから、再び同じ方向を向いて仕事ができることを心からうれしく思うとコメントしました。また、学びが報われる社会には、その手前に学びたくなる良い教材が欠かせないと指摘しています。その教材づくりを、教材と教育事業の立ち上げを長く手がけてきた高橋氏に託せることを心強く思うと述べました。「学びの成果を証明するシェアウィズと、学びの中身をつくるKYOZAI」として、グループで学ぶ人と学びの機会を増やしていくとしています。

高橋 淳(たかはし きよし)氏は、1998年に早稲田大学法学部を卒業後、株式会社ベネッセコーポレーションに入社しました。同社ではダイレクトマーケティング、編集、事業開発やEdTechアライアンスを担当しています。進研ゼミのe-Learning事業開発、タブレット事業の発案・起案・事業化推進、EdTechLabなどを手がけました。その後、スタートアップ期のシェアウィズに参画しました(2015〜19年、うち2017〜19年は取締役)。在籍中は、東京拠点の立ち上げ、BtoBコンテンツ事業の推進、日本語教育事業の開発を担っています。2019〜26年は、教育ベンチャーや大手教育会社で営業統括・経営企画・海外事業を担当しました。2025年に東京理科大学大学院経営学研究科を修了しています(技術経営修士)。2026年5月、KYOZAI設立のためシェアウィズに復帰しました。

両社の概要は以下のとおりです。

  • 株式会社KYOZAI:本社 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス8階/代表者 高橋 淳/設立 2026年11月/資本金 500万円
  • 株式会社シェアウィズ:本社 大阪市中央区南久宝寺町3-2-7 第一住建南久宝寺町ビル8F/東京支社 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス8階/代表者 辻川 友紀/設立 2012年2月/資本金 6011万円

出典:ShareWis

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※ 内容はリリースにより異なります。