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ホテルは“泊まる場所”から“旅の体験”へ!訪日外国人の約半数が「旅行体験の一部」と回答、長期滞在の最新トレンドとは

回答者の基本属性

調査に協力した訪日外国人観光客は、アメリカが最も多く23.6%を占め、次いでイギリス(11.5%)、オーストラリア(10.1%)と続きます。性別では男性が56.8%、女性が43.2%。年齢層は30代が27.0%と最も多く、20代が24.3%と若い世代が中心です。

出身地

性別

年齢

ホテル選びの決め手は「立地」「価格」「快適さ」

訪日外国人観光客がホテルを選ぶ際に最も重視する要素は、「立地(駅・観光地へのアクセス)」が53.4%と半数以上を占めました。次に重視するのは「価格」(28.4%)、「部屋の広さ・快適さ」(23.0%)が続きます。特に欧米豪のファミリー層が多い回答属性から、部屋の広さや快適さが重要視されていることがうかがえます。

ホテル選定で最も重視すること

次に重視すること

予約時に参考にする情報源としては、「Booking.com/Agoda」(32.4%)、「旅行代理店」(29.1%)、「GoogleReviews」(25.7%)が上位を占めており、立地や価格を比較しつつ、快適さについてはレビューを参考にするといった使い分けが読み取れます。

予約時に最も参考にした情報源

ホテルは「旅の体験の一部」へ

今回の調査で特に注目すべきは、新宿を訪れる訪日旅行者の約9割が1週間以上の長期滞在であるという点です。彼らがホテルにどこまで期待するかを尋ねたところ、「体験の一部として重要」と回答した人が50.0%と最も多く、単に「寝るだけでOK」という回答はわずか6.1%に留まりました。この結果から、ホテルが日本滞在の体験価値に大きく影響する要素として捉えられていることが分かります。

滞在日数

宿泊するホテルにどこまで期待するか

宿泊エリアを選んだ理由としては、「観光に便利」(66.9%)が圧倒的に多く、ホテル選定で重視される「立地」と合致しています。また、「ナイトライフが充実」(28.4%)や「日本らしい雰囲気」(21.6%)も上位に挙がっており、新宿・歌舞伎町が夜のエンターテイメントや日本ならではの雰囲気を楽しめる場所として期待されていることがうかがえます。

宿泊エリアを選んだ理由

1泊1人あたりの宿泊予算は、「$100~200」と「$201~400」がそれぞれ25.7%で最も多く、ある程度の金額をかけて滞在を楽しもうとする層が新宿を選んでいることが分かります。

1泊1人あたりの宿泊予算

多様化する旅行スケジュール

訪日旅行者の主なスケジュールを見ると、東京、京都、大阪といったいわゆる「ゴールデンルート」が上位を占めています。しかし、新幹線や都心からアクセスしやすい広島、箱根、金沢などにも足を運ぶプランが多く見られました。中には、都市観光の合間に富士登山をしたり、ライブのために来日したりと、個性的でユニークな旅行ルートを選ぶ人もいるようです。

日本旅行の主なスケジュール

旅行者スケジュール例

  • イギリス・10代・男性 東京→広島→大阪(奈良・京都)→東京 イギリス・10代・男性

  • オーストラリア・10代・家族 東京→静岡(富士山)→京都・大阪 オーストラリア・10代・家族

  • インドネシア・20代・友人 東京→千葉(音楽コンサート)→東京→京都→東京ディズニーランド→東京 インドネシア・20代・友人

まとめ:インバウンド市場と宿泊施設の未来

今回の調査結果から、訪日外国人観光客にとってホテルは単なる宿泊施設ではなく、旅の満足度を左右する重要な「体験価値」になっていることが明確になりました。長期滞在者が多数を占める中、宿泊施設には快適性だけでなく、その土地ならではの魅力や体験を提供する役割も求められています。インバウンド市場では、「立地」「価格」に加え、「口コミ評価」と「体験価値」の創出が宿泊施設選びの重要なポイントとなると考えられます。日本文化体験やその街でしか体験できないアクティビティと宿泊のセットプラン、コンシェルジュサービスの充実が、今後のインバウンド需要を捉える鍵となるでしょう。

youknowme TST Entertainment

調査サービス「youknowme」について

「youknowme」は、日本語の「湯飲み」と英語の「You know me?」を掛け合わせた、対話型の訪日外国人リサーチサービスです。調査員が対話を通じて外国人の「本音」を聞き出し、深い理解と洞察に基づいた情報を提供しています。

東急歌舞伎町タワーについて

東急歌舞伎町タワーは、ホテル「BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel」と「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL HOTEL」の両ホテルで約90%が外国人ゲストの宿泊を占めています。また、国内最大級ナイトクラブ「ZEROTOKYO」でも、日平均100~200人の外国人が来場しており、施設全体で訪日外国人観光客の利用が約半数以上に上ります。2023年5月22日に開業後の来館者数が100万人を突破し、平日約2万人、土日祝日約3万5千人が来館する賑わいを見せています。

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