電力小売事業者の未来を変える新技術「アワリーマッチング」がSaaSで登場!
TISI株式会社とUPDATER株式会社が手を組み、電力小売事業者向けの画期的な新サービスを発表しました。TISIが提供する「エネLink」シリーズに、「アワリーマッチング」対応機能が加わります。これは、再生可能エネルギーの供給をより高度化し、企業の温室効果ガス排出量算定の国際基準であるGHGプロトコル(温室効果ガス排出量算定・報告の国際基準)の改定に対応するためのものです。2026年12月には、SaaS(Software as a Service)型サービスとして提供が始まる予定です。
アワリーマッチングって何?なぜ今注目されるの?
「アワリーマッチング」とは、電力の消費と再生可能エネルギーの発電を1時間単位で照合し、実際のCO₂排出削減量を可視化する仕組みのことです。これまでの年間単位での環境価値の調達だけでなく、より詳細な時間単位でのマッチングが求められる時代が来ています。
この背景には、GHGプロトコルにおけるScope 2(事業活動に伴う購入電力などの間接排出量)算定ルールの見直しがあります。2027年末の最終改定公表に向けて、企業には再生可能エネルギー調達の透明性や証明性を高める仕組みが求められているのです。

既存システムへの大規模改修不要!SaaS型でスムーズな導入を実現
アワリーマッチングの実現には、発電量と需要量の時間単位での照合や環境価値のトラッキング・証明など、複数の機能が必要となり、既存システムへの大規模な改修が課題でした。しかし、今回の連携では、この課題を解決する画期的な方法が提供されます。
TISIの「エネLink」シリーズは、これまでに30社の導入実績を持つ電力CIS(顧客管理・料金システム)の知見と、UPDATERが商用運用で培った電力トラッキング技術を組み合わせることで、電力小売事業者がスムーズにアワリーマッチングに対応できる環境を提供します。
新機能の主な特長
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商用実績のある電力トラッキング技術を搭載 UPDATERは、2018年にブロックチェーンを活用した電力トラッキングシステム「ENECTION」を世界で初めて商用化。以来、600ヶ所以上の再エネ発電所と4,000ヶ所以上の需要施設で実績を積んでおり、そのノウハウが新機能に組み込まれます。
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既存システムに影響を与えないSaaS型サービス SaaS型での提供により、電力小売事業者は既存の顧客管理・料金システムから独立してこの機能を導入できます。これにより、既存システム改修に伴う負担やリスクを最小限に抑え、初期投資も抑制しながら業務を進められます。
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コーポレートPPAを含むワンストップ管理 TISIの「エネLink」シリーズの「コーポレートPPA料金計算サービス」(企業が再生可能エネルギー発電事業者と直接電力購入契約を結ぶこと)と組み合わせることで、これまでデータ管理が難しかったコーポレートPPAのシステム化や料金計算、ポータルサイト・請求書へのマッチング実績の反映まで、一貫して対応可能になります。技術検証の結果、「EnergyTag(時間単位での発電情報の証明に関する国際標準の策定・認定を行う独立系の非営利団体)」の要件も踏まえ、アワリーマッチングの実現が技術的に可能であることが確認されています。
今後の展望
TISIとUPDATERは、今回の技術検証結果を基に、2026年12月のサービス提供開始に向けて機能実装を進めています。この取り組みを通じて、日本の再生可能エネルギー普及と低・脱炭素化に貢献し、将来的に再エネのアワリーマッチング実現における業界標準プラットフォームを目指していくとのことです。
関連情報
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「エネLink」シリーズの詳細はこちらをご覧ください。 https://www.tisi.jp/service_solution/energy/
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UPDATER株式会社についてはこちらをご覧ください。 https://www.updater.co.jp/
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