なぜ今、情報セキュリティが重要なのか?
近年、EUのCSRDや日本のSSBJ基準など、世界各国でGHG(温室効果ガス)排出量やサステナビリティに関するデータ開示の制度化が進んでいます。これらのデータは、これまで以上に企業の財務情報開示に近づき、その正確性とセキュリティが極めて重要になっています。
かつては個別の質問票で確認されていたセキュリティレベルも、現在では企業向けサービスの提供において標準的な要件となり、データを扱うプラットフォーム自体にも厳格な精査が求められるようになりました。このような背景から、Zeveroのようなサステナビリティ支援企業にとって、情報セキュリティの国際認証取得は不可欠な要素となっています。
ISO 27001認証とは?
ISO 27001(ISO/IEC 27001:2022)は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格です。企業が情報資産を機密性、完全性、可用性の3つの側面から適切に保護し、管理するための枠組みが構築されていることを証明します。この認証を取得することで、組織の情報セキュリティ対策が国際的な基準を満たしていることが客観的に示されます。
Zeveroの認証取得範囲
今回の認証は、国際的な認定機関であるA-LIGN Compliance and Security, Inc.による厳格な審査を経て発行されました。対象範囲は、Zeveroのプラットフォームおよび関連レポーティングの安全な提供、そしてそれを支えるオペレーションおよびコンサルティング業務に及びます。特に、シンガポール、ロンドン、東京の全3拠点が適用範囲に含まれており、コーポレート、コンサルティング、営業、プロダクト開発、戦略といった主要な機能すべてがセキュリティ管理体制の対象となっています。
Zeveroの代表取締役である谷内樹生氏は、今回の認証取得について「Zeveroがこれまで築き上げてきたセキュリティ管理体制が、企業が実際に求める基準に耐えうるものであることを示す、第三者からの確かな証明だと考えています。GHG排出量データは、サプライヤーとの契約や財務情報の開示、場合によっては規制対象の報告書にまで関わる重要な情報です。今回の認証取得を機に引き続き情報セキュリティを徹底しお客様の信頼に応えるサービスを提供してまいります」とコメントしています。
継続的なモニタリングと情報公開
Zeveroは、認証取得後もVantaを通じて継続的なコントロールモニタリングを実施し、情報セキュリティ体制の維持・向上に努めています。ISO 27001証明書を含むコンプライアンス関連文書は、以下のトラストセンターで公開されており、顧客や見込み客がいつでも確認できるようになっています。
エンタープライズ・規制業種への事業展開を加速
今回のISO 27001認証取得は、Zeveroにとってエンタープライズおよび規制業種への事業展開を後押しする重要なステップとなります。これらの分野では、情報セキュリティに関する認証がもはや競争優位性ではなく、事業を行う上での前提条件となりつつあるためです。顧客や見込み客は、個別のリスクアセスメントを行う代わりに、独立した第三者監査に基づくZeveroのセキュリティ体制を信頼し、安心してサービスを利用できるようになるでしょう。
Zeveroについて
Zevero(ゼヴェロ)は、企業のサステナビリティ戦略を支援するプラットフォームとコンサルティングサービスを提供するグローバルスタートアップです。AIエンジンによる自動排出量マッチングと専門知識を組み合わせることで、サステナビリティ戦略の立案、排出量の管理、ESG開示・ブランディングをサポートしています。AI技術とLCA技術を統合し、排出量の可視化だけでなく、実行可能な削減アクションまで導き出すことが特徴です。現在、20カ国以上の企業にサービスを提供しており、日本国内でも幅広い企業を支援し、脱炭素変革を加速させています。
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