アジア太平洋の放送連合トップにNHK副会長
アジア太平洋地域の放送機関などが加盟するABU(アジア太平洋放送連合)で、NHKの山名啓雄副会長が第20代会長に選ばれました。選挙は、スリランカのコロンボで開かれたABUの年次総会にあわせて、同地で行われた会長・副会長選挙です。
任期は2027年1月から2029年12月末までです。NHKからABU会長が出るのは、今回で8人目となります。
山名氏が語る放送業界の現在地とABUの役割
山名氏は選出を受けたコメントで、放送業界は今、生き残りをかけた戦いの最中にあるとの認識を示しました。そのうえでABUについても、時代の変化に応じて会員にどのような新しい価値を届けられるのかが問われていると述べています。
ABUはこれまで、規模の大小や文化、政治体制の違いを問わず、それぞれの多様な立場を尊重することで団結を保ち、国際的なプレゼンスを維持してきたと山名氏は振り返ります。そして、その多様性を各会員の強さやチャンスにどう結びつけていけるかが問われていると感じていると語りました。
コメントの結びでは、ABUの創立以来ともに歩んできたNHKとして、今後もアジア太平洋のメディアの発展に全力を尽くす考えを示しています。
ABUとはどんな組織か
ABUは、英語名をAsia-Pacific Broadcasting Unionといい、事務局はマレーシアのクアラルンプールに置かれています。1964年に設立された組織で、NHKはその創立メンバーの1つです。
組織の概要と主な活動
- 加盟:66の国と地域から225の放送機関等(2026年10月現在)
- 「ABUロボコン」の開催
- 国際共同制作
- ニュース素材の交換
- 技術協力 など
山名氏は、こうした活動を展開するABUの会長として、2027年1月から組織を率いることになります。
出典:NHK
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