あんかけスパゲッティ専門店「スパゲッ亭チャオ」(通称「チャオスパ」)を運営する株式会社大木家(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:大木 伸浩)が、「スパゲッ亭チャオ」イオンモール豊川店に、TechMagic株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:白木 裕士)の炒め調理ロボット「I-Robo 2」を導入しました。稼働開始は2026年10月1日です。運用はスパゲッティメニューを中心にスタートし、レシピを順次拡充していく方針です。

熟練の技に頼ってきた麺の炒め工程
「チャオスパ」は1965年に愛知県豊橋市で創業したあんかけスパゲッティの専門店です。60年以上にわたって地元で親しまれ、2025年に創業60周年を迎えました。熱々の鉄板にのせて提供するあんかけスパが特徴で、豊橋市を中心に店舗を構えています。
名物メニューの麺は、炒め具合の見極めなどに熟練の技術が必要とされます。そのため調理が特定の人に依存しやすく、技術習得のためのトレーニング期間も欠かせませんでした。人手不足が続くなかで今後の店舗展開を見据え、店舗やスタッフが変わっても、アツアツの温度感と麺の炒め具合を一定に保つことが求められていました。あわせて、運営責任者が調理現場のフォローに追われることなく、より付加価値の高い業務に力を注げる環境づくりも課題となっていました。
こうした背景から大木家は、属人的になりがちな麺の炒め工程を自動化し、調理品質の安定につなげるため、「I-Robo 2」の導入を決めました。

「I-Robo 2」導入で目指すこと
レシピごとの設定で炒め具合を安定再現
加熱温度・加熱時間・鍋の回転スピードなどをレシピごとに設定することで、麺の炒め具合を毎回安定して再現します。調理技術を身につけるためのトレーニング負担を軽くするとともに、手作業でのその都度の混ぜ直しや、炒めムラによる温度のばらつきを抑え、アツアツの状態での提供を目指します。
スタッフはコア業務に集中、伝統の技は次世代へ
麺の炒めをロボットに任せることで、スタッフは「チャオスパ」の味の決め手となるあんかけ作りや、鉄板への盛り付けといったコア業務に専念できます。さらに、創業以来受け継がれてきた麺を炒める技や、料理長・大木社長のこだわりをレシピとして登録し、店舗やスタッフが変わっても同じ味を届けることを目指します。歴史ある業態のDXへの取り組みです。
- 運用はスパゲッティメニューを中心に開始
- 現場での運用に慣れた段階で、搭載するレシピを順次増やしていく予定

現場の声と今後の展開
株式会社大木家 スパゲッ亭チャオ 本部 マネージャーの竹内 繁晴氏は、今後の展開を考えるうえで人材不足や業務の属人化といった問題があったとしたうえで、「I-Robo 2」導入店舗では麺調理について誰が調理しても一定のクオリティが再現できるようになったと話しています。ディスプレイの指示に沿って食材を投入するだけで調理できるためスタッフも安心して任せられること、調理中に他の作業もできるため効率的な業務が可能になること、アフターサービスへの迅速な対応にも助けられていることを挙げています。
「I-Robo 2」は、攪拌、加熱、調理後の鍋の洗浄といった一連の動作を自動化できるロボットで、炒飯・野菜炒めなど、熟練の職人のレシピを自動で再現します。メニューに応じて加熱温度、加熱時間、鍋の回転スピード、回転方向を柔軟かつ適切に調整できるのが特長です。テックマジックは大木家での運用で得た知見をもとにレシピや運用体制の改善を進め、スパゲッティをはじめとする多様なメニューへの対応を広げていくとしています。大木家の今後の店舗展開と老舗のDXを支えながら、人手不足に直面する飲食業界で「ロボット×人」の協働による店舗運営の確立を引き続き目指す考えです。
導入店舗の情報は以下のとおりです。
- 店舗名:スパゲッ亭チャオ イオンモール豊川店
- 所在地:愛知県豊川市白鳥町兎足1-16 イオンモール豊川2F
- 席数:59席
- 営業時間:11:00〜22:00(L.O. 21:15)
- 稼働開始日:2026年10月1日
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※ 内容はリリースにより異なります。