グローバル投資の専門家が経営参画
SuetChee Chiong氏は、アスエネが2026年7月に実施したシリーズDラウンド(成長段階の企業が受ける投資ラウンドの一つ)におけるリード投資家であるDPの代表を務めています。今回の就任により、アスエネの取締役会は、社内取締役2名と社外取締役3名の計5名体制へと移行します。SuetChee Chiong氏が持つグローバル投資、事業成長、ポートフォリオマネジメントに関する豊富な知見は、アスエネのグローバル事業を支える経営監督機能とコーポレートガバナンス(企業統治の仕組み)の強化に貢献すると期待されています。
サステナビリティ事業の拡大と経営課題
アスエネは、AIサステナビリティ統合プラットフォーム「ASUENE」を中心に、企業のCO2排出量算定・削減・報告、サプライチェーン管理、第三者保証・検証、カーボンクレジット、AIエネルギーマネジメントといった幅広い事業を展開しています。近年では国内外でのM&A(企業の合併・買収)や事業展開を積極的に進め、グループ全体の事業領域と地域を拡大しています。
企業のサステナビリティ対応は、CO2排出量の算定や情報開示だけでなく、サプライチェーン管理やエネルギーマネジメントなど、多岐にわたる領域に広がっています。各国・地域で制度や市場環境が異なるため、サステナビリティ領域の事業者には、地域ごとの状況を踏まえた事業戦略と経営判断が求められています。
事業規模や海外拠点、グループ会社が拡大する中で、アスエネは迅速な経営判断と客観的な経営監督を両立できる体制の構築を重要な経営課題と位置付けています。また、将来的な大型IPOも見据え、持続的な成長を支えるコーポレートガバナンスの強化を進めています。
BlackRockとTemasekの合弁ファンドからの支援
DPは、世界最大級の資産運用会社であるBlackRockと、シンガポールを拠点とする投資会社Temasekが設立した合弁投資会社です。ネットゼロ社会への移行を加速する技術や事業を対象に、世界各国のレイターステージ(成長後期)およびアーリーグロース(成長初期)企業へ投資を行っています。
SuetChee Chiong氏は、DPのManaging Director, Investmentsおよび投資委員会メンバーを務めており、投資案件の発掘、評価、実行、投資先企業の成長支援を統括しています。エネルギー、輸送・物流、産業分野を中心に20年以上のグローバル投資経験を持つ同氏が、アスエネの社外取締役として、グローバル市場における投資と事業成長の知見を取締役会に提供します。これにより、アスエネは海外事業戦略、M&A、資本政策、リスク管理などに関する議論を高度化し、経営の透明性と実効性を高めることを目指します。
また、社外取締役を3名体制とすることで、経営陣から独立した立場による監督と助言を拡充し、グローバル事業の成長と適切なリスク管理を両立できる取締役会の構築を進めています。
SuetChee Chiong氏プロフィール

シンガポールを拠点にDecarbonization Partnersのマネージングディレクター、インベストメントを務めており、同社投資委員会のメンバーも兼任しています。Temasekにて投資関連の要職を歴任した経験を持ち、エネルギー、運輸・物流、および産業分野において20年以上にわたるグローバルな投資経験を有しています。シンガポールの南洋理工大学にて会計学の学士号(優等学位 First Class Honors)を取得したほか、ESCP Europeにてエネルギーマネジメント分野のエグゼクティブ修士号(優等成績Distinction)を修得しており、CFAの資格を保有しています。
今後の展望
アスエネは、DPからの出資とSuetChee Chiong氏の経営参画を通じて、グローバル市場における経営基盤を強化します。国内外におけるM&A、AI・プロダクト開発、事業提携を推進し、グループ各社の技術、顧客基盤、専門人材を生かした事業成長を加速する計画です。
また、取締役会の多様性と独立性を高め、経営戦略、資本政策、リスク管理に対する監督機能を強化します。長期的な企業価値の向上と将来的な大型IPOを見据え、グローバル企業として持続的に成長できるコーポレートガバナンス体制を構築していくとのことです。
アスエネは、企業のGHG(温室効果ガス)・ESG(環境、社会、企業統治)・エネルギーデータを一体的に管理するAIサステナビリティ統合プラットフォームの国際標準化を目指し、世界各国の企業のサステナビリティ経営を支援していきます。
関連リンク
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サービスページ:https://asuene.com/onestop-ai
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コーポレートページ:https://corp.asuene.com/
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