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「従業員ファースト」は絵空事?企業が直面する“採用難”と“定着”のジレンマが明らかに

「従業員ファースト」はどこへ?企業が直面する“採用難”と“定着”のジレンマ

少子高齢化による労働人口の減少や、2024年問題に代表される時間外労働の上限規制など、現代の企業は深刻な人材不足に直面しています。このような状況下で、従業員の離職を防ぎ、エンゲージメント(従業員の会社への愛着や貢献意欲)を高める「従業員エンゲージメント・定着率の改善」は、企業の持続的な成長において最優先課題となっています。

しかし、現実はどうでしょうか?パーソルグループのミイダス株式会社が実施した最新の調査によると、多くの企業が「従業員ファースト」を掲げながらも、その実現を阻む構造的なジレンマに陥っていることが判明しました。

従業員ファーストを阻むHRの構造的ジレンマ

調査概要:企業と従業員の認識ギャップを浮き彫りに

この調査は、全国の20歳から65歳までの就業者男女1,239人(一般層1,033人、人事関与者206人)を対象に、2026年5月27日から5月30日にかけてインターネットリサーチで実施されました。

目的は、企業における「活躍・定着の重視度」と「はたらきがいや組織状態の把握状況」の実態、そしてその間に存在する認識ギャップを明らかにすることです。

調査結果サマリ:見えてきた3つの課題

1. 一般層が感じる「重視」と「対応」の大きなギャップ

一般層の回答では、勤務先が「従業員の活躍・定着を重視している」と感じる人は27.3%に上りました。これは約3割の従業員が、会社が自分たちの活躍や定着に関心を持っていると感じていることを示しています。

しかし、実際に「従業員のはたらきがい」を定期的に可視化できている企業はわずか3.3%、「組織状態」を定期的に可視化できている企業も4.4%にとどまりました。従業員は会社の姿勢を評価しつつも、企業側はそのコンディションを数値化・可視化して具体的な対策を打てていない「不全状態」にあると言えるでしょう。

活躍・定着の重視 vs 対応のギャップ

2. 人事担当者が抱える「採用難」と「定着ケア」のジレンマ

人事関与者(HRに関わる担当者)に焦点を当てると、実に47.1%(約2人に1人)が「従業員の活躍・定着」を経営課題として最重視していると回答しました。これは一般層の約1.7倍にあたります。

にもかかわらず、「はたらきがい」を定期的に可視化できている人事関与者は11.2%、「組織状態」の定期可視化も13.6%に留まっています。さらに、人事関与者が抱える最大の課題は「採用がうまくいかない」(33.5%)であり、「定着率が低い」(20.9%)を大きく上回っています。

人事関与者が抱えるジレンマ

人事関与者が抱える課題

この結果は、定着の重要性を理解している人事担当者自身が、目の前の新規採用対応に追われ、自社のコンディション可視化や定着ケアにリソースを割けていないという「HR(Human Resources:人事)の構造的ジレンマ」を浮き彫りにしています。

3. 現場と人事の「課題認識のすれ違い」

一般層と人事関与者の間で、組織・人材に関する課題認識に明確なギャップがあることも判明しました。

一般層(現場社員)が抱える組織課題の1位は「定着率が低い」(30.8%)であるのに対し、人事関与者の課題1位は「採用がうまくいかない」(33.5%)です。

組織・人材に関する課題

現場社員が「社内の人材流出」に頭を悩ませる一方で、人事担当者は「外部からの人材補充」を最優先課題としているのです。このすれ違いは、「入り口(採用)にコストを投資しても、中身(活躍・定着)の状態を可視化・ケアできていないため、人材が流出し続ける“穴の空いたバケツ”状態」と表現できるでしょう。

課題解決への道:データで「はたらきがい」を見える化する

今回の調査結果から、多くの企業が「離職」や「採用難」という課題に直面しながらも、その根本原因である「従業員のはたらきがいや組織コンディションの不透明さ」に向き合えていない実態が明らかになりました。

人材獲得競争が激化する現代において、新規採用だけのアプローチでは課題の根本解決には至りません。サーベイなどのデジタルツールを活用し、従業員の「はたらきがい」や「組織コンディション」をデータとして見える化することが、今後の持続的な組織づくりに向けた重要な一手となるでしょう。

ミイダス株式会社は、このような課題解決を支援する「はたらきがいサーベイ」を提供しています。これは、課題の見える化からネクストアクションの提案、採用への活用までをサポートし、組織改善への一歩を確実に踏み出すためのツールです。

また、「はたらきがいサーベイ」のデータをベースにした「はたらく人ファーストアワード」も主催しており、現在2026年度のエントリーを受け付けています。

『ミイダス』が提供する採用強化ブランディング

ミイダスは、採用・転職におけるミスマッチを減らし、入社後の活躍までを支援するサービスです。特に中小企業を対象に「採用力」を高める支援を行っており、「4M2Kフレームワーク」という独自の視点から、人材の採用から定着までの課題解決をサポートしています。

採用が変われば企業が変わる

「4M2K」フレームワークとは?

企業ブランドを築く4つのアクション「見つけて・スカウト」「魅了する」「導く」「見極める」と、それらを実現する2つの要素「簡単に使える」「価格が安い」をフルサポートする、ミイダス独自の採用サービスです。

4M2Kフレームワーク

主なサポート機能

  • 採用活動支援: 独自のデータ解析やAIを活用し、求職者が「応募したくなる」求人票の設計から応募促進までを効率的に支援します。

  • 「選ばれる企業」づくりの支援: 組織のエンゲージメントを可視化する「組織サーベイ」機能や、200種類以上のオンライン教育・研修講座を提供する「活躍ラーニング」など、従業員が安心してはたらける職場環境づくりを支援します。

その他にも、以下のような多岐にわたるサービスで企業をサポートしています。

ミイダス株式会社は、これらのサービスを通じて、企業の人材ニーズに対する貢献とHR領域におけるイノベーション推進を牽引しています。より詳しい資料は、こちらからダウンロードできます。

会社概要

  • 会社名 :ミイダス株式会社

  • 設立 :2018年12月28日

  • 代表取締役:後藤 喜悦

  • 所在地 :〒141-0001 東京都品川区北品川5丁目1番18号 住友不動産大崎ツインビル東館17階、18階

  • 事業内容 :転職支援・採用支援サービス『ミイダス』の企画、開発、および運営

  • 公式HP :https://corp.miidas.jp

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