シニアのスマホ普及率はほぼ100%!しかし、その裏に隠された「操作不安」とは?
2026年9月2日、シニア専門のマーケティングプラットフォーム「コスモラボ」が、50歳以上のシニア層1,716名を対象としたスマートフォン利用に関する詳細なアンケート調査レポートを公開しました。この調査から、シニア層におけるスマートフォンの普及は驚くほど進んでいる一方で、使いこなしに対する不安や課題が根強く存在している実態が明らかになりました。

ほぼ全員がスマホを所有!シニア層のデジタル化が加速
調査結果によると、現在利用している携帯電話は「スマートフォン」が圧倒的多数の99.3%を占めています。もはやシニア層にとってもスマートフォンは、日常生活に欠かせないインフラとなっていることがわかります。

利用している携帯会社では「NTTドコモ」(43.8%)が最も高く、次いで「au(KDDI)」(18.8%)、「ソフトバンク」(12.4%)と大手キャリアが中心ですが、Y!モバイルやUQモバイルといったサブブランド、格安SIMの利用も一定程度進んでいます。月額料金については「3,000円~5,000円未満」(30.5%)が最多ですが、「10,000円以上」の層も11.7%存在し、料金に対する不満がうかがえます。

シニアのスマホ活用は「LINE中心」!日常の情報収集とコミュニケーションに不可欠
スマートフォンの主な使い方では、「LINE(メッセージ・通話)」(95.4%)が圧倒的に高く、次いで「写真・カメラ」(72.0%)、「電話」(70.6%)、「インターネット検索」(56.6%)が続きます。普段よく利用するアプリ・サービスでも「LINE」(94.9%)がトップであり、シニア層にとってLINEは人とのつながりを維持し、日常情報を得るための中心的なツールとなっています。

通話手段も「LINE通話がほとんど」(42.3%)が最も多く、従来の電話番号での通話に代わってLINEが主流になりつつあります。通話頻度も「2~3日に1回程度」(27.2%)と「1日複数回」(26.9%)が拮抗しており、日常的なコミュニケーションツールとして定着していることがわかります。

一方で、インターネットや動画の利用時間には個人差が見られ、「30分未満」(30.3%)が最多ですが、「利用しない」(19.9%)という層も一定数存在しています。これは、連絡手段や基本機能は利用していても、情報消費や動画閲覧までは浸透しきっていない層も多いことを示唆しています。

7割超が「操作不安」!シニアがスマホで困る3つの壁
スマートフォンの普及が進む一方で、操作に対する不安は大きいことが今回の調査で浮き彫りになりました。「少し不安がある」(57.3%)と「とても不安がある」(13.8%)を合わせると、実に7割以上のシニアが何らかの不安を抱えながらスマートフォンを利用していることがわかります。「問題なく使えている」と回答した人は26.9%にとどまっています。

具体的に困っていることとしては、「料金が高い」(40.7%)、「操作方法が分からない」(39.9%)、「困った時に相談できない」(31.9%)が上位3つを占めています。これらの困りごとは、単なる価格の問題だけでなく、操作の難しさや、いざという時のサポート体制の不足が、シニア層の不安を増幅させている現状を示しています。

携帯会社に求められるのは「安さ」と「対面サポート」
携帯会社に求めるサービスについても、「料金の安さ」(73.5%)が最も高く、次いで「分かりやすいプラン」(45.1%)、「店舗や対面サポート」(37.3%)が求められています。シニア層は、単に安いだけでなく、料金体系が明確で、困った時には店舗で直接相談できるような、きめ細やかなサポートを重視していることがうかがえます。

シニアのスマホ市場は「普及」から「安心な活用」へ
今回の調査結果から、シニア層のスマートフォン市場は、もはや「普及させる段階」から「安心して使い続けてもらう段階」へと移行していることが強く示唆されました。今後は、単に低価格なプランを提供するだけでなく、分かりやすい料金設計、店舗での対面サポート、初期設定から日常的な操作に関する丁寧な支援まで含めたサービス提供が、シニア層の満足度向上と継続利用の鍵となるでしょう。
より詳細な調査レポートは、以下のコスモラボのウェブサイトから確認できます。
調査概要
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調査方法: ネットリサーチ
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調査地域: 全国
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対象者: 「コスモラボ」のアンケートモニター
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回答総数: 1716名
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調査対象期間: 2026年4月22日
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