旅は心の充電に
APAC地域の多くの旅行者にとって、旅は今も大切な存在であり、その喜びは出発のずっと前から始まっています。調査によると、APAC地域の旅行者の実に98%(日本の旅行者は96%)が、旅行にポジティブな感情を結びつけており、旅は精神面や感情面のウェルビーイングにおいて重要な役割を果たしています。

旅行が気持ちのリフレッシュにつながることに加え、86%(日本は79%)が「楽しみにしている旅の予定があると気分が上がる」と回答しています。また、73%(日本は62%)が、旅への期待感が日々の生活における負担への対処に役立っていると答えました。旅行の計画そのものが期待感をさらに高める場合もあり、60%(日本は67%)が、旅行を計画するプロセス自体を楽しいと感じています。
一方で、旅行には疲労感(APAC:29%、日本:40%)や、限られた旅行時間を最大限に活用しなければならないというプレッシャー(APAC:20%、日本:12%)、慣れない環境への戸惑い(APAC:19%、日本:10%)、不安(APAC:17%、日本:27%)といった負担が伴う側面も指摘されています。
シンプルな瞬間にこそ「価値ある旅」を見出す旅行者たち
APAC地域の旅行者は、予定を詰め込んだ旅程や「一生に一度は体験したいこと」を追い求めるよりも、旅先でのシンプルで意味のあるひとときに充実感を見出す傾向を強めています。自然の景色を楽しむこと(APAC:35%、日本:46%)、同行者と充実した時間を過ごすこと(APAC:28%、日本:16%)、おいしい食事や飲み物を楽しむこと(APAC:26%、日本:41%)が旅の満足度を高める要素として挙げられました。特に食は、日本、シンガポール、韓国、タイ、ベトナムにおいて、旅の喜びをもたらす大きな要素となっています。

多くの幸せな旅の中心にあるのは「つながり」です。同行者や家族とのつながり、あるいは旅の途中で出会う人々や場所とのつながりが、旅の幸福感を形づくっています。とりわけ家族旅行は際立っており、APAC地域の旅行者の59%(日本は52%)が「家族旅行が最も楽しい」と回答しています。
こうした「価値ある旅」の捉え方の変化は、旅行者が自分なりの価値基準を持って旅を計画する姿勢にもつながっています。APAC地域の旅行者の73%(日本は60%)が、地元の料理を味わったり、意味のある体験を旅に取り入れたりすることを重視すると回答し、67%(日本は60%)は、お得な旅行プランをもとに日程や旅先を選ぶと答えました。また、62%(日本は44%)が、休息やリフレッシュのための時間を増やし、旅先を存分に楽しむために滞在期間を延ばすと回答しています。
不確実性は旅のかたちを変えても、旅そのものを止めない
異常気象(APAC:35%、日本:27%)、衛生・健康リスク(APAC:34%、日本:32%)、治安(APAC:34%、日本:31%)、物価上昇(APAC:30%、日本:17%)、政治的不安定さ(APAC:30%、日本:33%)への懸念が続く一方で、こうした要因が旅行を断念する決定的な理由となることは少なく、APAC地域の旅行者は不確実な状況下でも旅への意欲を維持しています。

旅行費用は依然として重要な検討事項であるものの、多くの旅行者は、入念な計画やお得なプラン、自分なりの価値基準に基づいた選択によって、旅をより価値あるものにしようとしています。APAC地域の旅行者の46%(日本は20%)が、以前と比べて旅行にかかる費用を負担できるという自信が高まったと回答しました。
予期せぬ事態が起きた場合でも、APAC地域の旅行者の90%(日本は74%)は旅行を中止するのではなく、計画を調整して対応する姿勢を示しています。予定を変更する場合、最も多く選ばれるのは、似た雰囲気を楽しめる別の旅先への変更(APAC:27%、日本:21%)で、旅行の延期(APAC:18%、日本:14%)や旅行時期・期間の調整(APAC:17%、日本:15%)がこれに続きます。ただし、地域によって傾向には差があり、旅行を中止すると回答した割合が最も高かったのは日本(26%)でした。一方、タイの旅行者は旅への意欲が最も強く、旅行を中止すると回答した割合はわずか3%にとどまりました。
信頼できるデジタルツールは、現代の旅行に欠かせない存在となっています。APAC地域の旅行者の84%(日本は74%)が、デジタルツールによって旅の計画や予約がしやすくなったと回答しています。また、旅行者は、より多くの情報をもとに旅の選択をするために、検索エンジンや予約プラットフォーム、AIを活用したツールなどを活用する傾向を強めています。
Booking.comの取り組み
ブッキング・ドットコムのアジア太平洋地域マネージング・ディレクターであるローラ・ホールズワース氏は、「今回の調査から、APAC地域の多くの人々にとって、旅は単に『日常から離れること』以上の意味を持つことが明らかになりました。旅によって気分をリフレッシュしたり、先の楽しみができたり、人とのつながりを取り戻したりすることができます。また、世界情勢の先行きが見通しにくい中でも、安心して新たな場所や体験を探し続けることにもつながっています。」と述べています。
ブッキング・ドットコムは、「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念に掲げ、旅行者が安心して旅を計画・予約できるよう支援し、旅に伴う手間を減らしながら、本当に価値ある体験をより楽しめるよう取り組んでいくとしています。
Booking.comに関する詳細情報は、以下の公式ニュースサイトで確認できます。
調査概要
本調査は、ブッキング・ドットコムの委託により、第三者調査機関がAPAC地域の10か国・地域(オーストラリア、中国、インド、日本、ニュージーランド、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナム)の10,136名を対象に、2026年5月にオンラインで実施されました。調査対象者は21歳以上です。
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※ 内容はリリースにより異なります。