11月14日は「タルタルソースの日」です。キユーピーが制定した記念日で、11月21日の「カキフライの日」のちょうど1週間前にあたります。カレンダーでは14日が21日の真上に位置することから、「カキフライの上にタルタルソースをかける」様子に見立てて、この日が選ばれました。
タルタルソースには、エビフライやカキフライなど、少し特別な日の食卓に登場するソースという印象を持つ人もいるかもしれません。一方で、日本の食卓の変化にあわせて、タルタルソースは「フライにかけるソース」から毎日の食卓で使われる「日常ソース」へと進化を続けています。キユーピーは2026年10月14日(水)、キユーピー本社で報道関係者向けの「11/14はタルタルソースの日 メディア向け取材会」を開き、タルタルソースの新しい魅力や“具だくさんなタルタルソース”の開発にまつわる話を紹介しました。

市販用の発売から60年、外食・中食から家庭へ広がった「タルタル」
キユーピーが日本初の市販用タルタルソース「キユーピー タルタルソース」を発売したのは1966年のことです。当時のタルタルソースは、デパートの食堂などで味わう“憧れの洋食”、エビフライにかけるソースとして知られ、少しずつ家庭にも広がり始めていた時期でした。同社は当時、マヨネーズに刻んだきゅうり、玉葱、ピーマンのピクルスを混ぜたこくのあるソースとして紹介し、魚・えび・牡蠣・貝柱といった淡泊な味の素材や揚げたてのフライのほか、茹でたカリフラワー、じゃがいも、ブロッコリーなどにも合う食べ方を提案していました。
その後、1970年代には大手ファストフードでフィッシュバーガーが登場し、80年代にはお弁当チェーンでチキン南蛮が全国的に展開されるなど、タルタルソースを使ったメニューが世の中に広がっていきました。冷凍技術の進化もあって、定食チェーンや居酒屋ではカキフライが定番となり、現在ではコンビニのおにぎりやサンドイッチなど、より身近なメニューにも使われています。こうして外食や中食(惣菜)で広がったタルタルソースの可能性が、内食(家庭)にも波及していきました。
家庭でタルタルソースが使われるメニューの数を調べたところ、特に「パン」などで増えており、右肩上がりで伸びていることも分かったといいます。

技術を掛け合わせて実現した「具だくさんタルタル」
キユーピーは現在、1966年の発売以来改良を重ねてきた「キユーピー タルタルソース」と、“具だくさんタルタル”シリーズを販売しています。「キユーピー 具だくさんタルタル」は、濃厚でコクのある熟成卵黄を使い、ゴロゴロとしたゆで卵とシャキシャキとした玉ねぎを加えた、手作り感が特長のソースです。取材会では研究員が、具だくさんを実現するうえでの技術的な難しさや、賞味期限を長く保ちながら常温で家庭に届ける難しさについて語りました。
開発当時は、飲食店や惣菜などで具だくさんなタルタルソースのニーズが高まっていた一方、家庭用として常温で大量生産するには技術的なハードルがありました。そこで、同社の具だくさんのパン用スプレッド「パン工房」という別カテゴリーの製造技術を応用し、たくさんの具材とマヨネーズを連続混合して軟質ボトルへ充填できるようにしました。さらに衛生管理を徹底しながら、常温で日持ちさせるための酸や塩分、加熱の絶妙なバランスを見出したことで、具材のゴロゴロとした食感を生かした商品が完成しました。担当者は「マヨネーズやタマゴ加工技術、包材技術、パン工房の製造技術など、キユーピーが長年積み重ねてきた技術を掛け合わせ、『タルタルソースの世界をもっと広げていきたい』という思いを持ち続けたからこそ、ご家庭向けに具だくさんなタルタルソースをお届けすることができました」と振り返っています。

シリーズ初の和風仕立て「具だくさん和風タルタル」
具だくさんシリーズの新商品として、2026年8月に発売されたのが「キユーピー 具だくさん和風タルタル」です。洋風のイメージが強いタルタルソースに和の旨味を掛け合わせた、シリーズ初となる“和風仕立て”の商品で、コクのあるマヨネーズをベースに、かつおだし、醤油、爽やかな柚子果汁を合わせています。アクセントの「あおさ」が上品な磯の香りと奥深いコクを引き出しており、商品担当者は「あおさがあることで、ご飯とより合うようになった」と話します。パッケージにはアジフライが採用されており、そのほかうどんやご飯、焼き魚、温野菜のディップなど、毎日の和食メニューに合うとしています。
商品担当者は「ゆで卵を作ってみじん切りにする手間をかけずに、ボトルから出すだけで手作りのような具材感と満足感を味わえるのがうれしいポイント。揚げ物にはもちろん、野菜やお肉のおかずに罪悪感なくたっぷりかけてお楽しみいただけます」とコメントし、たまごや玉ねぎが詰まった“具だくさん”ならではの満足感をアピールしました。
東京・福岡の「三陽食堂」で1週間限定のかけ放題企画
「タルタルソースの日(11/14)」に向けた特別企画として、“アジフライの聖地”として知られる長崎県松浦産のアジを中心に使ったアジフライを提供する「三陽食堂」の3店舗(東京・福岡)で、11月9日(月)から15日(日)までの1週間限定で「キユーピー 具だくさん和風タルタル」のかけ放題企画が実施されます。三陽食堂で食事を注文した全員が対象で、かけ放題は無料です。キユーピーは今後、タルタルソースをマヨネーズ・ドレッシングに次ぐ「第3の柱」に引き上げ、「フライにかけるソース」から日々の食卓で楽しめる「日常ソース」への転換をさらに加速させていく考えです。
出典:キユーピー株式会社
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※ 内容はリリースにより異なります。