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携帯トイレを3日分以上備える人は27.2% 10問・約1分でわが家の備えを採点する無料Webアプリ「わが家のBKY診断」が公開

「わが家のBKY診断」のシェア画像の例(42点「備えはじめさん」、断水したらトイレはあと15時間)
「わが家のBKY診断」のシェア画像の例(42点「備えはじめさん」、断水したらトイレはあと15時間)

防災庁が発足、初日に出された「緊急要請」

2026年11月2日、内閣総理大臣をトップに、専任の防災大臣と352人の体制で防災庁が発足しました。掲げているのは、災害が起きてから動くのではなく、起きる前に備える「事前防災」です。発足初日には、細野豪志防災大臣が全国民に向けて「緊急要請」を行い、水や食料、携帯トイレを少なくとも3日分、できれば1週間分備えるよう呼びかけました。

大臣は、この呼びかけが災害の予知情報をきっかけとしたものではないと説明しています。自分で備えられる人が備えておけば、支援物資を高齢の方や障害のある方へ届けやすくなる、というのがその理由です。コケナワホールディングス株式会社は、慌てて買い占める必要はないとしています。ふだん使うものを少し多めに買い、使ったら買い足す「ローリングストック」で、少しずつ1週間分に近づけていくのが現実的な方法だと紹介しています。

ただ、トイレの備えは十分とはいえない状況です。内閣府「防災に関する世論調査」(2025年)によると、携帯トイレ・簡易トイレを3日分以上備えている人は27.2%でした。飲料水(69.8%)と比べると、半分にも届いていません。

4人家族で必要な備えの目安

  • 飲み水:1人1日3リットル。4人家族の場合、3日分で36リットル、1週間分で84リットル
  • 食べ物:1人1日3食。4人家族の場合、3日分で36食、1週間分で84食
  • トイレ:1人1日5回。4人家族の場合、3日分で60回、1週間分で140回

飲み水は農林水産省、トイレは内閣府「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」の目安にもとづいています。1週間に必要なトイレの回数は、1人あたり35回分(1日5回×7日)が目安です。

ぽけっトイレの中身(排泄袋、凝固・脱臭剤、防臭袋、除菌水)
ぽけっトイレの中身(排泄袋、凝固・脱臭剤、防臭袋、除菌水)

水や食べ物より先に、トイレで困る

能登半島地震のあとに能登町で行われた調査(日本トイレ研究所、2025年公表)では、発生から3時間以内にトイレに行きたくなった人が54.7%、6時間以内では88.3%にのぼりました。困ったことの1位は「トイレ」(69.8%)です。トイレを我慢した人は65.6%、水分を控えた人は55.9%で、体調不良につながったと答えた人も29.4%いました。

さらに、日本トイレ研究所の2026年の調査では、「どれくらい備えればいいかわからない」という回答が42.3%で最多となりました。この「量がわからない」というギャップを埋めることを目的に開発されたのが、「わが家のBKY(防災危険予知)診断」です。

手のひらにのる携帯トイレ「ぽけっトイレ」
手のひらにのる携帯トイレ「ぽけっトイレ」

「わが家のBKY診断」と防災サバイバルゲーム「そなえタウン」

愛知県名古屋市に本社を置くコケナワホールディングス株式会社は、防災庁発足の記者発表を受けて、生成AIを活用し、徹夜で無料Webアプリ「わが家のBKY診断」を開発しました。製造業では現場の安全を守るために危険予知活動(KY活動)が日常的に行われ、日本発の手法として海外にも広がっています。この仕組みを家庭の防災に応用したものです。代表取締役の苔縄義宗氏は「防災庁発足の記者発表を見て、日本の専門家の皆さまの姿に心を打たれました。私たちにできることは何か。誰もが日常の中で災害に備え、楽しくシミュレーションできるものをつくろうと、徹夜で作りました。ぜひ皆さんに見て、試してみてほしいです。」とコメントしています。

  • 10問に答えるだけで、約1分。登録不要・無料で、スマホでもパソコンでもアプリを入れずに使えます
  • 家族の人数、携帯トイレ・飲み水・食べ物の備蓄量、寝室の家具、停電への備え、家族の連絡方法、ハザードマップの確認、2問の「危険予知クイズ」で、わが家の備えを100点満点で採点します
  • 結果画面では、点数と称号(5段階)、「断水したら、わが家のトイレはあと何時間もつか」、1週間分にあと何回足りないか、次にやる3つがわかります
  • 結果はシェア画像つきで、XやLINEに送れます(#BKY診断)
  • 診断の結果は今後、ゲーム「そなえタウン」や備蓄サポート機能に役立てていく予定です

近日公開の「そなえタウン」、事前登録を受付中

診断で終わりにせず、楽しみながら備えを続けてほしいという思いから、同社はBKYの考え方を町ぐるみの防災に広げた防災サバイバルゲーム「そなえタウン」を開発しています。プレイヤーは日本の小さな町の町内会長となり、毎日のコインでわが家と町の備蓄・住まいの安全・家族の行動計画を整え、現実の時間で突然起きる災害を、制限時間つきで乗り切ります。

  • 災害は20種類(地震・津波・洪水・土砂災害・台風・大雪・噴火・停電・断水など)。山・川・海・駅・木造密集地のある町で、地域ごとに起きる災害が変わります
  • 行動カードは254枚。正解は内閣府・気象庁・消防庁などの公的な指針にもとづき、カードごとに出典が表示されます
  • 家族の人数に合わせて、水・食料・トイレの不足が「現実の買い物リスト」として表示されます
  • 現実に震度5弱以上の地震や津波警報が出たときは、ゲーム内の災害が自動で止まります
  • 自宅にある備蓄用品を登録すると、水・食料・トイレがあと何日分あるかをグラフで確かめ、足りない分を買い足せる機能も開発中です

事前登録はメールアドレスで受け付けており、無料です。「わが家のBKY診断」は同じページからすぐに使えます。なお、BKYとは、工場や工事現場で作業前に「どこに危険がひそんでいるか」を話し合い事故を未然に防ぐKY(危険予知)活動を、家庭の防災に持ちこんだものです。「どんな危険が?」「原因はこれだ」「あなたならどうする」「わが家はこうする」の4ステップで、防災グッズを買う前に、わが家で何が起きるかを想像します。BKYシートは、同社が企画・制作し2025年3月に発行した冊子「防災BOOK ローソンではじめる防災【ローリングストック編】」(監修:辻直美・江口清貴、協力:NPO法人東京都防災士会、株式会社ローソン)にも収録されています。

ハンズの売場。ぽけっトイレの什器とPOP
ハンズの売場。ぽけっトイレの什器とPOP

携帯トイレ選び、5つのチェックポイントと「ぽけっトイレ」

あわせて同社は、携帯トイレを選ぶときに失敗しないための5つのチェックポイントを公開しました。

  • 「何回分」で数える:目安は1人1日5回、1週間なら1人35回分
  • においを閉じこめられるか:使ったあとは数日〜1週間保管することになります。「消臭袋」「処理袋」と書かれていても、においを通しにくい素材とは限らず、一般的なポリ袋はにおいの成分を少しずつ通します。「防臭」の根拠(袋の素材や試験の結果)が示されているかを確かめることがポイントです
  • 手を清潔にできるか:断水中は手を洗えないため、除菌シートや除菌水があると安心です
  • 持ち歩けるか:災害は外出中にも起きます。バッグに入る大きさなら、いつも持ち歩けます
  • 使用期限と置き場所:期限のないもの、場所をとらないものは備えを続けやすくなります

手のひらサイズの携帯トイレ「ぽけっトイレ」

同社の「ぽけっトイレ」は、2019年の台風19号をきっかけに生まれた手のひらサイズの携帯トイレです。累計150万個を販売し、全国約3万5千店舗で取り扱われています。同社が防災グッズを開発したあと、はじめて同社に注文をしたのがハンズで、そのハンズの売場から全国へ広がりました。いちばんの特長は、コンパクトなのに高性能な防臭袋です。

  • 排泄袋、凝固・脱臭剤、防臭袋、除菌水(アルコールフリー)の4点セット
  • 同封の防臭袋は、においを通しにくいポリエステル系のフィルム。フィルムメーカーの試験で、1カ月以上においが漏れないことを確認しています。ヤシ殻活性炭入りの凝固・脱臭剤と合わせて、においを二重に閉じこめます
  • 1袋で約1,000cc。小なら3回、大なら1回
  • 約75×8×90mm・約23g。使用期限なし。日本製(福祉作業所で一つひとつ製造)
  • 第6回防災グッズ大賞 衛生用品 優秀賞(2024年)、ハンズ 防災部門の売れ筋ランキング第1位
  • 希望小売価格(税込):ぽけっトイレ(1個)440円、ぽけっトイレ(20個入りBOX)8,800円、てのひら便座(新商品)2,200円

小売店・流通向けには、在庫30万個を確保し、即出荷が可能としています。売場什器、家族の人数で必要数がわかるPOP、使い方ガイドのほか、「わが家のBKY診断」と連動した店頭展開についても、コケナワホールディングス株式会社の営業担当で相談を受け付けています。

出典:コケナワホールディングス

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