なぜ今、「LGBTIQ+とはたらくこと」が注目されるのか
近年、LGBTIQ+をはじめとする多様性への取り組みは、企業の制度整備や認証取得といった形で広がっています。しかし、当事者が求める配慮やニーズは一人ひとり異なり、個別性や流動性を持つものです。このイベントでは、「何を実施すべきか」という具体的な施策だけでなく、「どのように向き合い、取り組みを機能させていくか」という視点から、より本質的な議論が行われました。
イベントで得られた貴重な成果と浮き彫りになった課題
2026年6月17日(水)にMicrosoft Teamsでのオンライン形式で開催された本イベントでは、100名を超える申し込みがあり、「LGBTIQ+とはたらくこと」への関心の高さがうかがえました。当事者の声を直接取り入れたパネルディスカッションを通じて、職場における現場の課題やニーズが明確になり、企業の多様性推進、特に一人ひとりの声に耳を傾ける重要性が再認識されました。
具体的な成果として、相談窓口の拡充、アライ(LGBTIQ+を理解し支援する人々)コミュニティの形成、制度の周知強化といった取り組み事例が共有され、参加者の意識向上につながりました。
一方で、以下のような課題も浮き彫りになりました。
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カミングアウトへの不安
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職場文化とのギャップ
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制度の現場浸透の難しさ
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地方やダブルマイノリティ(複数のマイノリティ属性を持つ人)の就労機会の限界
これらの課題に対し、今後は現場レベルでの理解促進や、誰もが安心して相談できる環境づくりが引き続き求められています。
参加者の声:「働きやすい職場は、誰にとっても働きやすい」
参加者アンケートでは、「LGBTIQ+の方にとって働きやすい職場は、誰にとっても働きやすい職場である」という視点に多くの共感が寄せられました。企業、NPO、当事者それぞれの立場からの率直な対話や、他社の具体的な取り組み・課題を共有するパネルディスカッションは、「視野が広がった」「今後の施策の参考になった」と高く評価されました。
当事者の生の声や就労支援の現場の実情に触れたことで、制度だけにとどまらず、カミングアウトを前提としない環境づくりや、一人ひとりの多様なニーズに寄り添う重要性への理解が深まったという感想も目立ちました。「各社が試行錯誤しながら前進していることが励みになった」「自社でも小さな一歩を積み重ねたい」といった前向きな声も多く寄せられ、DEI推進への意欲が高まったことがうかがえます。
今後の展望と各社の取り組み
NPO法人プライドハウス東京は、今後も企業・行政・地域コミュニティなど多様なセクターとの連携を通じて、多様性理解を促進する取り組みを推進し、誰もが自分らしく生きられる社会の実現に向けた活動を広げていくとしています。
NPO法人プライドハウス東京
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、LGBTIQ+に関する理解を広げることを目指して立ち上がったプロジェクトです。「ともに学ぶ」「ともに支える」「ともに動く」をテーマに、協働プログラムの企画・実施や、多様性に関するイベントやコンテンツを提供しています。日本初の常設の大型総合LGBTIQ+センター「プライドハウス東京レガシー」を運営しています。
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NPO法人プライドハウス東京について: https://pridehouse.jp
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プライドハウス東京レガシー: https://pridehouse.jp/legacy/
パーソルキャリア株式会社
「人々に『はたらく』を自分のものにする力を」をミッションに、転職サービス「doda」やハイクラス転職サービス「doda X」などを提供しています。個人の「はたらく」にフォーカスし、社会課題に向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指しています。
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パーソルキャリア株式会社について: https://www.persol-career.co.jp/
パーソルダイバース株式会社
パーソルグループの特例子会社として、「障害者雇用を成功させる。そして、その先へ。」をミッションに、障害者の多様な働き方と働く可能性の創出に取り組んでいます。障害者のための転職・就職支援サービス「dodaチャレンジ」や就労移行支援事業所の運営などを行っています。
- パーソルダイバース株式会社について: https://persol-diverse.co.jp/
パーソルグループのLGBTIQ+等の性的マイノリティに関する方針
パーソルグループでは、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」実現のため、性的マイノリティを含むあらゆる人々が自分らしく活躍できる組織を目指しています。性別、性的指向、年齢、人種、国籍、信条、宗教、障害などのさまざまな違いを尊重し、それらを積極的に活かしていくことが重要だと考え、行動規範を定めています。
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