レゴ®シリアスプレイ®メソッドを用いたチームビルディング研修を提供する株式会社クック・ビジネスラボ(代表取締役:森琢也)は、2022年度から2026年度まで5年連続で実施した新入社員研修について、参加者アンケートの集計結果を2026年10月5日に公表しました。
5年分の回答は149名。研修全体の評価は5年平均で5点満点中4.72点、「4」以上と回答した割合は97%、最高評価の「5」だけで75%を占めました。年度別に見ても、5年すべてで4.5点を上回っています。
いずれも新入社員研修期間の最終盤、配属を目前にした時期の実施です。

■ レゴ®シリアスプレイ®メソッドとは
参加者がレゴ®ブロックで自分の考えを形にし、その作品を手がかりに対話を進める研修手法です。参加者全員が作品をつくり、それぞれが自分の作品について語る形で進みます。チームビルディング、管理職研修、全社会議やキックオフの参加型設計、新入社員研修などに用いられます。
同社代表の森琢也は2016年に国際認定資格を取得し、以来100社以上・累計6,000名以上に実施しています。
■ 発表の背景
厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」によれば、令和4年3月に大学を卒業して就職した人のうち、3年以内に離職した割合は33.8%でした(前年度比1.1ポイント低下)。高校卒は37.9%(同0.5ポイント低下)。いずれも改善はしているものの、3人に1人が3年以内に職場を離れる状況は変わっていません(2025年10月24日公表)。
新入社員研修の設計は、業務知識やビジネスマナーの習得に時間の多くが割かれます。一方で、同期どうしの関係づくりは、懇親会や休憩時間といった偶発的な場面に任されがちです。
そして研修が終われば、同期はそれぞれの配属先に散ります。研修期間中にできた関係が、配属後も続くかどうか。ここに手を打っている企業は多くありません。
同社は今回、来春の新入社員研修を設計する人事・研修担当者の判断材料として、5年分の実測値と参加者の声を公開することにしました。
■ 5年分の実施結果
いずれも1日プログラム、参加者は各年度26名から33名です。
年度 実施日 回答数 全体評価 「4」以上
2022年度 6月28日(火) 26名 4.54/5.0点 96%
2023年度 7月3日(月) 32名 4.72/5.0点 97%
2024年度 7月1日(月) 33名 4.94/5.0点 100%
2025年度 7月1日(火) 30名 4.67/5.0点 97%
2026年度 7月3日 28名 4.71/5.0点 96%
5年合計 ― 149名 4.72/5.0点 97%
最も高かったのは2024年度の4.94点で、33名全員が「4」以上、うち31名が最高評価の「5」でした。最も低い年度でも4.54点です。
2026年度は設問構成を見直しており、「講師の進行・説明のわかりやすさ」4.79点、「新しい気づき・学びがあったか」4.68点、「今後の業務や職場で活かせると思うか」4.64点という結果も得ています(いずれも回答28名)。
■ 実施タイミングは2つに分かれる
同社が新入社員向けに実施する場合、時期は大きく2つに分かれます。
・入社直後 配属前のチームビルディングとして。同期の関係の土台をつくる
・研修期間の最終盤 総仕上げと同期の絆づくりとして。配属で離れる直前に実施する
今回公表したのは後者、配属直前に実施した5年分のデータです。
前者については、参加者アンケートではなく日報などの形で振り返りを行う企業が多く、同社の手元に集計可能なデータが残っていません。ただし、入社直後のタイミングで3年以上続けて発注いただいている企業が複数社あり、こちらも継続して実施されています。
どちらを選ぶかは、研修全体の設計によって変わります。同社は研修ごとに60分程度の事前ヒアリングを行い、参加者に投げる問いの文言まで各社に合わせて設計しており、実施時期もこの段階で決めています。
■ 参加者の声
配属直前に実施した回では、「同期にしてほしいこと、してあげたいことは何ですか」という問いを設けています。寄せられた回答の一部です。
「配属後も定期的に会って相談しあい、高めあえる仲でいたい」
「ピンチの時に助けてほしい。ピンチの同期に、こいつがいたから元気になったと言わせたい」
「同期がパフォーマンスを最大限発揮できるようにサポートしたい」
「困ったときに助け合うこと」
「これまで、グループワークでも助けられてばかりだったので、今度は助けられるようになりたい」
また「これからの社会人生活で何を大切にしていきたいと感じましたか」という問いには、次のような回答がありました。
「同期との繋がり、関係する人々の助け合い」
「上司や先輩に自分から話しかけていき、何かあったらすぐに相談していきたい」
「自分の考えや気持ちを言語化して伝えることを大切にしたい」
「良い質問ができると得られる情報量が変わると感じた。また質問をした人に対して、しっかりと聞いてくれていた、理解してくれていたと捉えることが多かった」
(いずれも研修参加者アンケートより。個人が特定できない粒度に整えています)
■ 代表コメント
株式会社クック・ビジネスラボ 代表取締役の森琢也は、次のように述べています。
「新入社員研修の最終盤に呼んでいただくことが多いのは、そこが同期にとって最後の全員集合だからだと思います。翌週には配属先が分かれて、顔を合わせる機会が一気に減る。その直前に、お互いが何を考えているかを一度きちんと交換しておく。それが後から効いてきます」
「研修期間中に仲良くなるのは、実はそれほど難しくありません。毎日同じ教室にいるからです。問題は、配属後にその関係が続くかどうかです。『困ったら連絡していい相手』だと思えているかどうかで、1年目の孤立の度合いが変わります」
「入社直後にやる場合と、配属直前にやる場合とでは、狙いも設計も変えています。入社直後は、これから半年一緒に過ごす相手を知るための土台づくり。配属直前は、離れたあとも続く関係にするための仕上げです。同じプログラムを時期だけ変えて実施することはしていません」
「5年続けていただいている案件については、毎年少しずつ問いを変えています。同じ会社の新入社員でも、年度によって雰囲気も課題も違うからです。前年と同じものを持っていくのがいちばん楽ですが、それをやると数字が落ちます」
■ 実施条件と費用の目安
・最小催行人数 3名から(200名以上の大規模実施にも対応)
・実施時間 半日プログラム3〜4時間/1日プログラム6〜7時間
・リードタイム 問い合わせから通常2〜4週間(1週間以内は要相談)
費用は、最小構成(10名前後・2〜3時間)が200,000円から、半日プログラム(3〜4時間・20名前後)が実勢300,000〜350,000円、1日プログラム(6〜7時間・20名前後)が実勢400,000〜450,000円です(いずれも税別)。レゴ®教材の送料は別途、首都圏以外での実施は交通費・宿泊費が実費となります。
1日プログラムを30名で実施した場合、1人あたりは1万3,000〜1万5,000円(税別)です。新入社員研修は30名前後の1日プログラムで実施されることが多く、この規模が目安になります。
■ 集計概要
・調査対象 同社が2022年度から2026年度に実施した新入社員研修の参加者
・調査方法 各研修の終了後に実施した事後アンケート
・回答数 5年合計149名(2022年度26名/2023年度32名/2024年度33名/2025年度30名/2026年度28名)
・実施時期 各年度の6月下旬から7月上旬
・尺度 5点尺度(大変満足=5/満足=4/やや満足=3/やや不満=2/不満=1)
2022年度から2025年度は「全体評価」、2026年度は「研修全体の満足度」という設問名で聴取しています。いずれも5点尺度による総合評価ですが、設問文は同一ではありません。
集計値は各年度のアンケート報告書に記載された回答分布から算出しています。
本集計は同社が自社で実施した研修についてのものです。レゴ®シリアスプレイ®メソッド全般の効果や、他社が提供する研修について評価するものではありません。
「入社直後」に実施した案件については、参加者アンケートの形で集計可能なデータが残っていないため、本集計には含まれていません。
【会社概要】
会社名:株式会社クック・ビジネスラボ
代表者:代表取締役 森琢也(中小企業診断士/レゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテーター)
事業内容:企業向けチームビルディング研修、組織開発、経営コンサルティング
サービス:レゴ®シリアスプレイ®メソッドを用いた対話型研修。新入社員研修、管理職研修、全社会議・キックオフの参加型設計、内定者フォローなどに対応
実績:三菱商事・AWS・PwCをはじめ導入100社以上、累計受講者6,000名以上。リピート率約80%
URL:https://cookbizlabo.com/
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