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建設・不動産・製造業の現場をAIが変革!アルダグラムが20億円調達、「KANNA」を現場AIプラットフォームへ進化

深刻化する現場の人手不足にAIで挑む

今回の資金調達の背景には、現場を取り巻く厳しい環境があります。日本の人手不足倒産は3年連続で過去最多を更新し、特に建設業では過去最多を記録するなど、現場の担い手が減り続けています。このような状況において、AIを活用した生産性向上の重要性はますます高まっています。

しかし、現場業務におけるAI活用は世界的に見てもまだ確立されていません。その主な理由は、現場の情報が紙やExcel、ホワイトボード、口頭といった形で散在しており、AIが効果的に活用できるデータ基盤が不足しているためです。アルダグラムは、この現場情報をデジタル化・構造化し、企業がAIを活用できるデータ基盤を構築することが、AI時代における現場の生産性向上に不可欠であると考えています。

「現場AIプラットフォーム」への3つの進化

アルダグラムは「KANNA」を、現場データを起点にAIが顧客業務を支援・自動化する「現場AIプラットフォーム」へと進化させます。その具体的な戦略は以下の3つのレイヤーで構成されています。

現場AIプラットフォームを実現する3つのステップ

  1. AIによる現場情報のデジタル化 「報告 音声AI」や「帳票 AI OCR(光学文字認識)」など、KANNAの主要機能にAIを組み込むことで、紙や音声といった形式で散在する現場情報のデジタル化と構造化を促進します。これにより、現場でのデータ入力負荷が軽減されます。

  2. 外部システム・AI連携基盤の構築 企業内に散在するシステムやデータと現場データをつなぎ合わせ、AIが活用できるデータ基盤を構築します。2026年7月に提供を開始した「KANNA MCPサーバー」により、外部のAIやAIエージェントがKANNAのデータや機能を活用できる環境を整備します。

  3. AIエージェントの開発 「KANNAエージェント」などを通じて、蓄積・連携された現場データをAIが活用し、顧客業務の支援や自動化を実現します。顧客の業務に深く入り込みながら、業務変革につながる活用方法の高度化も進められます。

グローバル展開を加速し、AIネイティブ企業へ

「KANNA」はすでに世界100カ国以上で利用されており、人手不足や現場の生産性といった課題は日本だけでなく世界共通です。今後は海外市場向けの機能開発や販売体制、パートナーシップを強化し、世界中の現場への展開を加速します。

事業成長を支えるため、アルダグラム自身もAIを前提とした業務・組織への変革(AIネイティブ企業への進化)を進める方針です。単純な人員拡大に依存せず、AIによって一人当たりの生産性を高めながら、成長と収益性の両立を目指します。AI・プロダクト開発、グローバル事業など、今後の成長に必要な重要ポジションの採用も積極的に進めています。採用情報については、アルダグラムの採用情報をご覧ください。

既存株主が継続して参画

今回のシリーズBラウンドには、ジャフコ グループ株式会社、株式会社MonotaRO、パナソニック エレクトリックワークス株式会社の既存株主3社が継続して参加しました。各社からは、KANNAが現場と最新技術の橋渡し役として重要性を増していることや、アルダグラムとの連携を通じて顧客の生産性向上と価値創出をともに実現していくことへの期待が寄せられています。

現場AIプラットフォーム「KANNA」とは

「KANNA」は、建設業、不動産業、製造業など、世界中のノンデスクワーク業界における現場の生産性向上を支援する「現場AIプラットフォーム」です。事務作業や移動時間、コミュニケーションの手間を「鉋(カンナ)」のように削り、現場業務の効率化を実現します。App Storeでのアプリ評価は「4.3点」(5点満点)と高く、ITツールに不慣れな方にもシンプルで使いやすい設計が特徴です。

現在、「KANNAプロジェクト」(プロジェクト管理アプリ)と「KANNAレポート」(デジタル帳票アプリ、2024年9月に特許取得)の2つのサービスを展開しています。

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