中古住宅購入者の約4割が価値観の変化を実感
「新築か中古か」という住宅選びの問いに対し、実際に中古住宅を選んだ人々の間で、住まいや暮らしに対する価値観に大きな変化が起きていることが、株式会社NEXER Groupとすまカナの共同調査で明らかになりました。調査によると、中古住宅を購入した人の約4割が「住まいや暮らしに対する価値観が変わった」と回答しており、特に「新しさ」よりも「立地・環境」を重視するようになったという声が多く聞かれます。
この調査は、中古の戸建て・マンションを購入し、実際に住んだ経験がある全国の男女90名を対象に、2026年8月3日から8月10日の期間で実施されました。

中古住宅ならではの「意外な魅力」とは
中古住宅に住んでみて感じた「意外な魅力」や「発見」について尋ねたところ、最も多かった回答は「建物の実物を見て納得して購入できた」(27.8%)でした。次いで「新築より広い家・良い立地を手に入れられた」(17.8%)、「地域やご近所に溶け込みやすかった」(16.7%)などが挙がっています。

購入前に実物を確認できることで、日当たりや周辺環境を含め、具体的な暮らしをイメージしやすい点が大きな安心材料となっているようです。また、「新築では予算的に難しかった広さや立地の物件を選べた」といった経済的なメリットや、地域コミュニティ、街並み、建物が持つ味わいなど、長く人が暮らしてきた中古住宅ならではの魅力も多く指摘されています。
中古住宅が変える住まいへの価値観
中古住宅を購入したことで、住まいや暮らしに対する価値観が「大きく変わった」(15.6%)、「やや変わった」(24.4%)と回答した人は合わせて40.0%に上りました。この結果は、中古住宅での暮らしが、人々の住まいへの考え方を再構築するきっかけとなっていることを示唆しています。

価値観の変化として最も多く挙げられたのは、「『新しさ』より『立地・環境』を重視するようになった」(38.9%)でした。これに続き、「モノや家を大切に使い、手入れする意識が高まった」(36.1%)、「『完璧さ』より『個性・味わい』を大切に思うようになった」(33.3%)といった回答が見られます。

「立地は後から変えられないものなので最優先にする」という声からも、実際に暮らしてみることで、建物の新しさだけでなく、周辺環境の重要性を実感する人が多いことがうかがえます。また、手入れをしながら長く使うことや、自分らしく住まいを変化させていくことに価値を見出す傾向も強まっているようです。
経験者の8割以上が中古住宅選びに満足
中古住宅を選んだことへの評価では、「大正解だった」(18.9%)と「良い選択だった」(63.3%)を合わせ、実に82.2%の人が肯定的に捉えていることが分かりました。

満足の理由としては、「コスパが良い」「予算内で希望していた広さや立地を実現できた」といった声が多く寄せられています。費用を抑えつつ希望の住環境を手に入れられたことや、生活に余裕が生まれたことが、高い満足度につながっているようです。
一方で、「経年劣化が早い」「汚れや設備が良くなかった」といった後悔の声も一部にはありました。中古住宅は購入前に実物を確認できるメリットがあるため、建物の状態や設備の状況、修繕の必要性などを事前にしっかりとチェックすることが、納得のいく住まい選びには不可欠と言えるでしょう。
これから中古住宅を検討する方へ
中古住宅の購入を検討している方へのアドバイスとしては、「広さや立地など新築では予算的に難しい条件を実現しやすい」「新築より予算内で立地が選べてリフォームで自分好みにできる」といった、予算と自由度の高さが魅力として挙げられています。
また、「出来上がっているので、暮らしがイメージできる」という意見や、「住宅そのものより、周囲の環境を調べたほうが良い」という実践的なアドバイスも寄せられました。建物の状態だけでなく、交通の便や街の雰囲気など、実際に暮らす環境まで含めて検討することが、自分に合った中古住宅を見つける鍵となります。
今回の調査結果は、新築だけでなく中古住宅にも多様な選択肢と、それを活かした豊かな暮らしがあることを示しています。実際に暮らした人々の声を参考に、価格や建物の状態、立地、周辺環境などを総合的に比較検討し、自分にとって最適な住まいを探してみてはいかがでしょうか。
調査概要
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調査手法: インターネットでのアンケート
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調査期間: 2026年8月3日~8月10日
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調査対象者: 事前調査で「中古住宅(中古の戸建て・マンション)を購入し、実際に住んだ経験がある」と回答した全国の男女
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有効回答: 90サンプル
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引用元が「株式会社NEXER Groupとすまカナによる調査」である旨の記載
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