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生成AIで障害者雇用に新風!エス・エム・エスが「機構理事長賞 優秀賞」を受賞したワケ

生成AI活用で定着率85.0%を実現!注目の障害者雇用モデル

「障害者雇用」の現場で、今、デジタル技術を活用した画期的な取り組みが注目されています。株式会社エス・エム・エスは、この度、令和8年度障害者雇用職場改善好事例において「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長賞 優秀賞」を受賞しました。

今回の受賞は、単なる雇用数だけでなく、生成AIなどのデジタル技術を駆使して「長く安心して働ける環境」を構築した点が評価されたものです。同社の障害者雇用組織「シェアードサービスグループ」では、入社3年後の定着率が85.0%という高い水準を誇っています。

受賞の様子

なぜ、これほど定着するのか?3つの画期的な取り組み

同社が取り組んでいるのは、デジタル技術を使った「働きやすさ」の見える化と不安の解消です。具体的には以下の3つの工夫が導入されています。

  1. 体調の可視化と早期介入 体調管理ツールへの記録を習慣化し、自身の体調の波を可視化。不調のサインがあれば上司がすぐに気づき、早期に面談などでフォローできる体制を整えています。

  2. 業務のスモールステップ化 クラウド型のタスク管理ツールを導入し、複雑な業務を細かなステップに分割。「一目でわかる手順メモ」を画面上でいつでも参照できるようにすることで、誰でも迷わず同じクオリティで業務を遂行できる仕組みを作りました。

  3. 生成AIで「不安」を「希望」に書き換える ここが特にユニークなポイントです。生成AIを活用し、未来の自分から今の自分へ励ましの手紙が届く「未来レター」を導入。無意識のうちに抱えてしまう不安を言葉にし、それを具体的な希望へと変換する心理的サポートを行っています。

表彰式の様子

「障害の壁」をなくす。今後の展望

エス・エム・エスは現在、障害者雇用組織を約90名規模で運営しており、その9割が精神・発達障害のある方々です。今後は2030年に向けて約200名規模への拡大を目指すとともに、法人向け障害者雇用支援サービス「かべなし」を通じて、今回の取り組みで得た知見を広く社会へ還元していくとしています。

「障害は個人ではなく社会の側にある」という考え方に基づき、誰もが自分らしく働ける環境づくりを推進する同社の姿勢は、今後の日本企業における障害者雇用のモデルケースとしてますます注目を集めそうです。

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